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2023年の「みのりてんデュオ」の演奏

2020年2月28日、上田朝子のYouTubeチャンネルで、フィリップ・フリートゥリヒ・ボデッカ(Philipp Friedrich Böddecker、1607年8月5日~1683年10月8日)作曲の『宗教楽譜(Sacra partitura)』(1651年、シュトゥラスブル)からの「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ」の演奏動画(8分03秒)が公開された。

演奏は、出口実祈(でぐち・みのり、1993年~)@minorin_u(ヴァイオリン)、上田朝子 (テオルボ)@asake1202の「みのりてんデュオ」Duo Minoriten @minorin_uだ。

「みのりてんデュオ」の名称の由来は、ヴィーンのミノリートゥン修道院(Minoritenkonvent)の「ミノリートゥン手稿譜」だ。

17世紀後期、ハインリッヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー(Heinrich Ignaz Franz von Biber、1644年~1704年5月3日)、ヨーハン・ハインリッヒ・シュメルツァー(Johann Heinrich Schmelzer、1623年~1680年)、アントーニオベルターリ(Antonio Bertali、1605年5月頃~1669年4月17日頃)などが作曲したヴァイオリンと通奏低音のためのソナタを102曲収めている。

2020年4月20日、上田朝子のYouTubeチャンネルで、「みのりてんデュオ」による、ジョヴァーンニバッティスタ・フォンターナ(Giovanni Battista Fontana、1571年頃~ 1630年頃)のヴァイオリン・ソナタから「ソナタ第三番」の演奏動画(5分10秒)が公開された。

2023年9月23日、東京品川区・旗の台の「えびらホール」で、昼夜2回、各回限定約35席の「みのりてんデュオ」のデビュー・コンサート「「ミノリテン手稿譜」の音楽」が催された。

2023年11月28日、リヨンのLa Chapelle de l'Antiquailleで、「みのりてんデュオ」Duo Minoritenが、ジョヴァンニ・ブオナヴェントゥーラ・ヴィヴィアーニ(Giovanni Buonaventura Viviani、1638年7月15日~1693年頃)作曲の「ヴァイオリン・ソナタ」(8分45秒)、ビーバーの「ヴァイオリン・ソナタ」第6番ハ短調143(12分06秒)、松本卓也(1980年~)作曲「我が子アブサロン」Absalon fili mi(2023年)(8分04秒)を演奏した。

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