見出し画像

柑橘販売のネガティブなレビューについて

「ほっこり♪島育ちみかん」のしばっちゃんです。

出荷最盛期、まだまだ旬の春みかんを
お客様にお届けしております!

対象は、友人・知人から
ネットで不特定多数の知らない方にも
お送りしています🍊

そんな中で私が感じていることをメモしておこうと思います。

ネットショップのメリット・デメリット

ネットショップは今の時代、便利で必要なアイテムのひとつだと思います。
いろんな方につなげていただいて、私たちのような名の知れていない販売者からすると、本当に有難いです。

しかし、デメリットもあります。

「お客様の顔が見えない」こと。

お客様からしても、「販売者の顔が見えない、声が聞こえない」ですよね。

このせいだけではないのですが、クレームを引き起こすことも
しばしばあります。
だいたいは柑橘の状態についてです。

柑橘の中身について、
外見でわかる部分はもちろん送らないようにしていますが
外見だけではわからないこともあるのです。

「プロなんだから」

と言われても、こちらの経験が少ないのもあるかもしれませんが
わからないものはわからないのです。。。

そして柑橘は生き物であり、同じ樹から採っても場所により
味が違うことがあります。
「全て同じ味で」そろえるのは、なかなか難しいのです。

ネガティブなレビュー内容

先日、こんなレビューがありました。

甘いみかんとパサパサのみかんがありました。
よく見て出荷されたらいいと思います。

こんな言い方のレビューはごくたまにしか来ませんが、
きっと他の多数の方にも混ざっていたものと思います。
申し訳ありません!

しかし、

・パサパサのものを送ろうとしてわざと送っていません。
・しっかり選んでいます。

全部ダメだったのならまだしも
・おいしいみかんも混在していたんですね。

こういうふうにお客様が感じる理由をいつも考えています。

顔が見えない不審感

前述のレビューを書いた方が、
どのような年齢でどのような方かわかりません。

相手も同じですね。

もしお客様の雰囲気がわかれば、こちらのオススメするものも変わってきます。
ネットでは会話ができないことに落とし穴があります。

たまに電話でのお問い合わせがありますが
「ホッとしました」
と言われることが多いです。

買う方も不安でしかたないのです。

それなのに、少しでも期待外れだとガッカリしてしまうのかもしれません。

育った環境によってとらえ方が違う

「柑橘は生き物である」
と感じて買ってくださる方はどれくらいいるのかな?と
よく思います。

化学肥料とハウスでしっかり調整された野菜や果物に
慣れ過ぎていませんか?
養鶏もそうで、肉や卵の味も均一に調えられていますね。

実はこれが不自然である、ということを
街の方は忘れている人が多いようです。
私も都会で育ったのでよくわかります。
そんな感覚ありませんでした。
少しでも物が悪いと気分を害していた一人です。

戦後の教育に通じるのではないかと思うのですが
全体を均一化して教育されていた時代を生きてきた人にとって
少しでも「はみ出ているものは嫌だ」という感覚が
染みついているのではないかと思います。
その世代の子供まではそのように教えられてきました。
個性を大事にし始めたのは、ここ20年ぐらいの話ではないでしょうか。

辛辣な書き方をするのはその世代のようですが
だいたい悪気はなく、ご厚意で書いてくださっていることも
最近わかってきました。

それなので、言い方には傷つきますが、
「ここに悪意はない」と前向きにとらえております(笑)

お金が絡むことも要因

そこには「自分が汗水たらして働いたお金を使ったのに」
物が悪かったから許せないのだと思います。

おもしろいことに、贈答品には一切そういうクレームはありません。

「自分のお金」が絡んでいることが怒りを買う要因だと思います。

クレーム対応方法

こちらとしては味が異なるものがあるのは承知の上で、
発送するときにはどれも多めに入れて発送しています。

それでも納得がいかない場合は、
同量のみかんを無料で発送するか、返金で対応しています。

率直なご意見はお寄せください!

いろいろ書きましたが、率直なご意見は
私共にとって貴重な資料ですので、
遠慮なくお寄せいただいたらと思います。

ただし、書き方によっては傷つくので表現方法については
お気遣いよろしくお願いします(笑)

これもメールの「顔が見えない」トリックですよね・・・


おしまい


いただいたサポートは島の音楽教育支援に使わせていただきます。