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本部には、コミュニケーションプランナーが足りない!!

みなさん、お久しぶりです。
最近、ブログとは違う場所での発信を
増やしていました。

週報です。
メールってことです。

コラムと呼んでいるそれは、
役員の方々を勝手にCCに入れ、
かつYM18のメンバーや
普段お世話になっている方々に
勝手に言いたいことを送りつける、
ワンチャン怒られるかもしれない
そんなギリギリの内容で
やらせてもらってます。

さて、その中から、
三部構成でお送りした
「本部には、コミュニケーションプランナーが足りない!!」
を一部編集して
転載したいと思います。

内容的に
かなり生意気なことを
言っていまして、
結構ビクビクしていましたが
意外とポジティブな意見を
頂きました。

では、早速行きますね。

ーーーーーーーーーー

先日、
YM18の第9回目が
ありました。
副社長日高さん回です。

お題は

「自分の理想とするリーダー像を定義する。
 そのための自分の課題をまとめる。
 理想の実現に向けた解決法も考えられたら合わせて提案する。」

でした。

ここでプレゼンした内容が
ちょうど
このコラムテーマで
書こうとしていたことだったので
文面にして
そのまま転載しようと
おもいます。

結構メンバーに刺さったみたいで、
たくさんコメントを頂きました。
ありがとう!!!!
この場を借りて、お礼を申し上げます。

ーーーーー

プレゼン全文公開


ちょっと生意気に、でも大真面目に、
私のビジョンとして、プレゼンさせて頂きます。

わたしは、新卒配属から4年間、
インターネット広告事業本部の
ブランドクリエイティブ部門で
21世紀を代表する会社を作るべく、
クリエイティブプランナーとして
働いてきました。

その上で、問題提起をさせていただきます。

42,000人。
これは、何の数字でしょうか?
これは、日本の弁護士の数です。

380,000人。
これは、何の数字でしょうか?
これは、日本の一級建築士の数です。

一方で、

1,200人。
これは、何の数字でしょうか?
これは、日本のクリエイティブ・ディレクターの数です。
※概算です。

これに対して、

日本には、
大企業:11000社
中小企業:358万社

があります。
※2016年

さらに、
広告市場は、
なんと7兆円の規模です。
※2019年

つまり。

活躍の場は増えているのに、
未だ、1,200人。
圧倒的に数が足りない。
それが、クリエイティブ・ディレクターです。

何が言いたいのか。

私が目指す、
理想とするべきリーダー像は、
まさしく、
この、クリエイティブ・ディレクターです。

のちほど、定義します。

さて。

▼テレビ朝日「報道ステーションCM」
▼カネボウ「生きるために、化粧をする。」
▼ロリエ「生理は個性」
▼タカラトミー「リカちゃんの個人情報」
▼ドルガバ「お箸でピザ」

これらの共通点はなんでしょうか?

そうです。
どれも、
大炎上してしまった事例です。

なぜ、炎上してしまったのでしょうか?

簡単です。
「想像する力」が足りなかったから、
です。

クリエイティブ・ディレクターには、
ちょっと先の未来と、
周りの人の気持ちを想像する力が不可欠
です。

これものちほど、定義します。

逆に、
これはどうでしょうか?

▼LUSH「商品名変更」
▼ファミリーマート「はだいろ表記の下着回収」
▼ディズニー「アナウンス変更」
▼Yahoo!「広告制限」

みなさん
ご存知の通り、
素晴らしいですよね。
これこそ、
私の目指すクリエイティブディレクションです。

そこには、
社会・企業・チームを正しい方向へ導く
クリエイティブ・ディレクターが必要
だと考えます。

この力をもって、
私は、
21世紀を代表する
社会派クリエイティブチームをつくる!

そう信じて、
日々、動き続けています。

改めて、
リーダーの定義です。

ちょっと先の未来と、
周りの人の気持ちを想像し、
社会・企業・チームを正しい方向へ導く
クリエイティブ・ディレクター。

さて、
なぜこのような話ばかりをするのか。

次に、
私が考える課題と
解決策の話をします。

広告の提案において、
CAは、お客様から、
圧倒的に信頼を頂いてるポイントがあります。

「運用力」です

CA=最もデジタルに精通した会社
と言っても、
過言ではありません。

これは、
これまで先輩方が培ってきた
リスペクトすべき素晴らしい結果です。

しかし、
これは同時に
目を背けてはいけない、
めちゃくちゃ大事な課題
でもあります。

なぜなら、
デジタルの運用力は、
近い将来、
必ずや追いつかれます。

実際に、
沖縄やグアムで始まった運用体制も、
極AIを筆頭とするツールも、
他社がどんどん真似をして、
追いかけてきています。

だからこそ、
危機感を持たなければいけません。
60分の提案で50分も、
運用やメディア設計の話をしている場合ではない
と、
私は考えます。

CA=最もデジタルに精通した会社であり、
そこに詳しいことは、
お客様も重々承知しているはずです。

なぜか。

お客様がCAに求め、期待しているのは、
CAがどんな未来を作ってくれるのか。
どんな世界を見せてくれるのか。

だと思います。

そこには、
「想像力」が必要です。
そこには、
「クリエイティブ・ディレクター」が必要です。

しかし。

本部では、
881人の方々が働いていますが、
※3月末時点

そのうち、
クリエイティブディレクターの肩書きを持つ人は、
何人いるのでしょうか。

ブランド、ダイレクトを
統合的に設計できる
クリエイティブ・ディレクターはいるのでしょうか。

クリエイティブに精通した
戦略プランナーはいるのでしょうか。

良いアウトプットを想像できず、
強いコミュニケーションをつくれるでしょうか。
※一流クリエイターの資料マジすごかった

ヤバいです。
本当にヤバいです。
危機です。
このままでは、今後競合に負けます。

私は、
広告業界を変えたい。

本当にそう思っています。
つまり、組織の課題は、
私の課題でもあるのです。

だから、僕が変えます。
組織を引っ張って、変えていきます。

突破のカギ
本部♡Comm.&CREATIVE

突破には、
強いコミュニケーション設計能力と
強いクリエイティブ開発力
(の育成)が必要です。

本部がもっと
それらを好きになってほしい。
それらに強くなってほしい。
そう願っています。

3つの解決策。

①内藤さんに直談判して、
 戦略プランナーに異動します。

実際に、内藤さんに直談判して、
4/1付で異動しました。
これからは、ダイレクトとブランドを横断しながら
社会的文脈を捉えられるクリエイティブ・ディレクターが求められます。
そのため、戦略組織に異動して、
戦略側からクリエイティブに携わり、
私が直接、コミュニケーションの根幹部分を作っていきたいと思います。

②培ってきた経験を組織に還元し、
 クリエイティブに強い戦略チームを作ります。

博報堂出身で青山大学で講師も務めるマーケティング/人材育成プランナーの山本直人先生(山本塾)、
クリエイティブブティックPARTYのCEOでクリエイティブ・ディレクターを務める伊藤直樹さん(伊藤塾)、
NewsPicksでもお馴染み、The BreakthroughCompanyGOの三浦崇宏さん(THE CREATIVE ACADEMY)、
ピタゴラスイッチやだんご3兄弟など、日本の伝説的クリエイターで、東京芸術大学教授を務める佐藤雅彦先生(外部クリエイター講演)など、

貴重な機会を誰よりも頂き、数多くの先輩に学ばせて頂きました。
これをしっかりと戦略プランナーの組織に還元して、
クリエイティブ発想ができる、クリエイティブに強い戦略チームを作ります。

③外部のプロに学び、
 CA独自のアプローチを体系化します。

何かとトラディショナルが馬鹿にされることがありますが、
広告界をつくってきた、
他社へのリスペクトは忘れてはいけないと思います。
その上で、まずは井の中から大海に飛び出し、
プロフェッショナルからコミュニケーションをきちんと学んだ上で、
サイバー独自の強いアプローチを体系化出来たらなと思っています。

改めて、

広告事業本部には、
クリエイティブ・ディレクターが足りない。
そして、戦略プランナーも足りない。
だから、僕が変えます。

ありがとうございました。

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