見出し画像

スクリーンタイムの制限、意味ねえよな

 「スマホ脳」(アンデシュ・ハンセン著)という本を読んで、ほんとスマホってやべえなと思い始めました。スマホやSNSのいろんな仕組みが脳内麻薬(ドーパミンなど)を出すように仕向けてるということがよく分かりました。

 人間の脳って縄文時代のそれと変わらないそうです。現代社会は目まぐるしく変わるのに、人の生物的な面はゆっくりと進化しているからだとか。

 今はがんや心臓血管系の病気で死ぬことが多いですが、昔々は感染症・飢餓・殺人で亡くなることがほとんどだったみたいで、そうなると色々と情報が必要になってくる。(誰が感染しているか、どこに木の実があるか、誰が危なそうか)そのインセンティブとしてドーパミンという快楽物質が出るようになったと「スマホ脳」には書かれています。

 ドーパミンが出る脳という仕組み自体は古代と変わっていないので、次々と情報を送り出すスマホというのはドーパミンマシーンになるわけで、麻薬と大して変わらないのです。

 というわけで私は最近スマホの「ガラケー化」を進めています。できるだけアプリを削除して、メールなどはパソコンで見るようにする。あとこれから進めたいのはスマホの「外部化」ですね。目覚ましの機能を目覚まし時計に移行したり、ウクレレ練習しているのでチューニングアプリからチューナーに移行したりだとか。

 おかげさまでレスポンスは遅くなってしまいましたが、確実にスマホと触れ合う機会が減りました。メールやSNSを見る時間も。さて、その空いた時間をどう使って行こうかな。

 ちなみに、スマホのスクリーンタイムを制限する機能、「あと30分でTwitter見る時間終わります」的なやつ、あれ意味ないですよ。結局、「今日は制限を無視する」のボタンを選んじゃうっていう。多分、あの機能使ったことある人なら分かると思う。というかむしろより依存度を高めている気がします。スマホのガラケー化、外部化を進めた方がいいです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?