6月4日

だれも代われない自分を、ちゃんと生きなくちゃ。

６月８日

自分の胸の奥に今でもあるのに、でも もう届かない場所。
思い出と呼ぶには　当たり前すぎて
過ぎた日と呼ぶには　眩しすぎて。

過去から続いている今に　想いを巡らす。

6月9日

雷 鳴る 夜。
怖い光、音。

目を閉じても 見える
耳を塞いでも 聞こえる

どうやっても 逃れられない
私と わたしの 光、音。

7月23日

梅雨明けをしたらしいけれど、空はまだなんとなく空気が重たくって、すっきりしない。夏好きのわたし、早く真っ青な空がやってくるように、と サイダーを飲む。夏待ちの炭酸水 控えめにシュワッと喉を走っていく。

7月25日

扇風機が首を振ってあちこちへ風を運ぶ。
窓の外の風が吹き込んでカーテンが膨らむ。

ただ 風の音を聴いている
ただ 風の歌声を聴いている

透明で 優しくて 包み込まれるような 調べ

わたしの深呼吸とセッションさせて
遊ぼうじゃないの。

8月11日

夕暮れと 蝉の声と 風の音
一日が終わっていく 淋しさと その奥の小さな安堵感。

満ち足りるって、
ちっちゃな自分の気持ちにも気づいてあげられる余裕があるのことを言うのかなぁって思う。