おじさんの話
山本リンダの家の近くの庄司のおじさんの話しがこの里帰りで出た。
おじさんはもう地球にはいないのだけれど、すごーく懐かしく話をしていて。
庄司和晃氏。母方の親戚。お正月にはいつも、家族でご挨拶に。いつもにこやかなおじさんで大好きだった。いとこの中でもおじさんの書斎に入って訳もわからないのに、背表紙を眺めて引っ張り出しては、これなあに?と、小さい書見台で色々書いていたおじさんに聞いて、あのにこやかな笑顔でいつも教えてくれた。多分説明されてもわかっていなかっただろうに。
いとこの中でも私だけがおじさんの部屋に居つくので、執筆の多かったおじさんは相当邪魔だっただろうと思うのに親切だった。
最近柳田国男の話しもあちこちで出るし、ちょっとおじさまの本を読み返そうと思う。
おじさんは決していばらないし、いつも穏やかでにこやかで大好きだった。
お盆に読み返すにはぴったりだな。
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