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過剰なまでの色と装飾にどっぷり。和のあかり×百段階段2023〜極彩色の百鬼夜行〜

ちょっと前の話になってしまうんですが、ホテル雅叙園東京の「和のあかり×百段階段2023~極彩色の百鬼夜行~」を観てきました。

「百段階段」はホテル雅叙園東京の前身「目黒雅叙園3号館」にあたる、1935年(昭和10年)に建てられた木造建築の通称。長い階段の途中途中に7部屋が連なる独特の構造になっています。東京都指定有形文化財。

下から見上げる百段階段。

各部屋ではあかりをテーマにした展示をメインに、建物の雰囲気に見事にマッチした作品群が世界観を作り上げていました。

初っ端はここ。部屋の装飾との一体感に持っていかれます。
怪しい雰囲気マックスな部屋。滞在時間の長い人多数。
祭りがテーマの部屋
どこまでが作品なのかわからなくなる不思議な空間
影の落ち方がすごく綺麗でした。
通路にも作品。
硝子の展示も多く、とても綺麗でした。これはお気に入り。
圧巻だったのがこちら。
天井にも。

展示作品も良かったんですが、元々の建具などもよく見ると隅々楽しい。シンプルなインテリアも素敵ですが、たまにこういうコテコテの建物も観たくなりますよね。

100段もの階段を登るのはさぞ疲れるだろうと覚悟して行ったのですが、時々脇にそれて部屋と作品を見ながらなので、いつの間にか上までついていました。

階段には99まで番号がついています。
最上階は浮遊感のある灯りが展示されていました。
妙な存在感のある達磨もよかったです。(よく見るとカメレオンぽいね)

今回も学割を使って、一般1,500円のところ、800円で入場できました。学生証を出すのも段々抵抗がなくなってきたような。

残念ながら会期は(とっくに)終了してしまいましたが、現在、土日祝日限定の秋の見学会が開かれているようです。


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