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つくしどき

この世に生まれ落ちた時、
私は運動神経を母の胎内に忘れてきたようです。
そう、運動が大嫌いでした。

そして代わりに持ってきたのは
透明マント(参照:ハリーポッター)ではなく
「尽くす女」マントだったのではないかと
密かに疑うようになったのは20代も早々の
ことでした。

きっとこのnote界にもいらっしゃるでしょう
そんな尽くし型乙女にささげたい
私からの友チョコです。



尽くす女は尽くされない!
とか
尽くす女は捨てられる!
とか言いますでしょ?
それで、実は私、尽くす女マントは
とっくのトンマにひっくり返して
タンスにしまってしまいました。
って言うのが数年前。

ここまで書いておいてなんですが、
私、大幅に勘違いしていました。

そう、

尽くしてもよかった!笑
尽くす女マント、着てても大丈夫!

だと言うことが判明しました。

と言うよりも、

私、尽くすって言う言葉を
勘違いしていたのだと
女50にして、気づく。

わかりやすくまとめてみますわね。

尽くす女だった私ですが、
どうもそれなんか違うんじゃない?と
思って尽くすのを極力やめました。

しかしながら、尽くすのをやめるんじゃなくて
尽くし方を変えればよかったんじゃないの?
って遅ればせながら3年ほど前に気づきました。
(本当遅すぎるわね、まあ気づかないよりいいか)

前置きがだいぶ長くなりましたけれど、
本題に入ります。(え!!前置きだったの?)

marmaladeが考える本当の尽くし方、
それは

待ってあげる

です。
え?
待つ女になるべからずって
つい最近、新家訓として発表してなかった?と
思った方は、相当のmarmalade通ですわ。
marmalade検定1級に出ますからね。

そうなんです。待つ女になってはなりません。
けれど、待ってあげるのはいいみたいです。

実は、最近、トラオさんには
色々心配事が重なったんです。
本人がだいぶ打撃を受けていて、
毎日、私のスペアタイムはトラオさんからの
電話一色。
1人の時間が大切な私にとっては
これかなりの痛手でした。

それでも、
今すぐ戻ってきてほしいと言うリクエストにも
いろんな事情でOKできないし、
電話ぐらいで気分転換できるならね、と
グッと堪えてみたものの、

どうしたら元気出してもらえるかな
どう言ったら気持ちが切り替わるかな
心の声 その1

そんなことばかり、道を歩いていても
ご飯を食べていても考えていました。
体よりね、心の方が心配で。

このままでは私の胃が!と
思っていたある夕暮れ時、
駅から田んぼのなかの一本道を歩いていて
ふと気づきました。

私、トラオさんを変えようとしてた?
あれ?
そりゃなんか間違ってる。

そう
無理やり元気出させようとしてたみたい。

本人がそう言う気持ちになるまで
ゆっくり待ってればいいんだった。
話を聞いてあげるだけでいいんだった。

私は私で普通に暮らそう
心の声 その2

これが尽くすだった!!!

あれやこれやお世話するのではなく

私が普通にトラオさんとの時間を楽しんでいれば
それで、もう十分元気が出るようす。

まさに今、

尽くしどき


と言うわけで、新「尽くす女」マントを装着しております。

みなさま、わかるようでわからなかったら
ごめんなさいね。

要約すると

尽くすとは、身も心もお金まで捧げるのではなく
信頼する心を持つって言うだけだと
改めて、思ったのです。

トラオさんもmarmaladeも
元気にしておりますから、
みなさま、その点はご心配しないでくださいね。

バレンタインですから、
私たちのスイートな会話をお届けして締めくくります。

ト「僕のバレンタインになって」

マ「今、トラオさんから送られてきたチョコの中の
  ハート形のを食べたよ。バレンタインだから。」

ト「美味しかった?」

マ「うんすごくスイートだった」

ト「僕みたいだね」

マ「あ、んん、すごく素敵だった」

ト「僕みたいだね」

マ「……」

西洋の人っぽい

さささ、🍘おせんべい🍘どうぞどうぞ。
苦目のお茶も、いっぱい召し上がれ🍵

Happy Valentine’s Day!!

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