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自分の人生は自分にしか描けない、LetterMeは「映画」

 使う人に合わせて、それぞれのストーリーが生まれる「LetterMe」。毎月1回LetterMeユーザーさんへインタビューを行い、そこで伺ったお話を記事にしてお届けしています。第19回目の今回は、LetterMe利用歴1年2カ月の長江さんにお話をお伺いしました。



■普段はどんな活動をされていますか?

 現職は大手人材会社のHRTech企業のWEBマーケターをメインに、パラレルワーカーとして活動しています。ビジネスSNS Linekdin(リンクトイン)でもいろいろな発信をしており、2021年日本人TOPボイスユーザーにノミネートされました。プライベートでは2人の娘を溺愛する、生粋の関西人です。

■ここまでの人生はどんな道のりでしたか?

 小さい頃から怪獣やウルトラマンが大好きで、自分も子供に夢を与えるような仕事がしたいと思い、高校生、大学生の頃は映画監督になりたいと思っていました。中高一貫校出身で、まわりは医者を目指すような友達が多かったので、その中で自分の個性を出して将来を描きたいと思ったのも、映画監督を目指した理由のひとつです。
 でも大学受験では目指していた東京の有名な芸術大学に落ち、関西の大学に入りました。大学生活が始まると刺激を求め、映画撮影現場のアルバイトを始めました。撮影現場に入ると3日間まともに眠れないような日々が続き、上下関係も厳しく、大人の壁にぶち当たりました。このような環境で10年も耐えながらこの道を進むことは難しいと感じ、夢を諦める決断をしました。
 そこから何とか新たな道で挽回しようと、仲間と起業し、結婚(一度目)もしましたが、どちらも失敗に終わりました。20代前半でいろいろ痛い経験をしましたね。


■そこから現在のキャリア・マーケティングの道に進んだのはどんなきっかけからですか?

 いろいろな挫折を経験し、人生のどん底のようなタイミングで、悪あがきでもいいから最後に自分が大好きな「ゴジラ」プロデューサーに人生相談をしたいと思い、思い切ってFacebookでメッセージを送りました。すると会って貰えることになり、その憧れていたプロデューサーに相談をすると、「ITやWEB系の業界でスキルをつけてから映画の道に来てもいいのでは?」と言われました。
 そこから一念発起して、WEBデザインの職業訓練校に通ったりして、大阪のWEBマーケティングの代理店に未経験から入社し、今日までマーケティングの領域でキャリアを歩んできました。

お家の近くで撮影された、長江さんの日常のひとコマ

■LetterMeを使ってみようと思ったのはなぜですか?

 LetterMeを始めた時は、会社員から一時的にフリーランスになったタイミングでした。ずっとフリーランスをするつもりはなかったのですが、20代前半に起業して失敗した経験があったので、会社員ではない状態を経験することに怖さがありました。でもLetterMeがあることで、その思いを言語化でき、手紙を通して自分で自分と励まし合って乗り越えられる感覚があり、とても貴重な存在でした。

 それとLetterMeは月に1回というペースがすごくいいと感じています。毎週のサービスなら継続できていないと思います。月に一度、誰にもオープンにしない自分の思いを確認しながら、手書きで書き出す、というのがすごくいいなと感じています。

■紆余曲折の人生、これまで自分とはどう向き合ってきましたか?

 これまでは、割りと自分を無視してきた感じでした。無視をするというより、人から言われたことや求められることを忠実にやりたいタイプでもあるので、自分がどうしたいということよりも、自分以外からくる依頼にあわせて、そこにどう自分を見いだすかという形で進んできました。
 また、どうせなら面白いことを言いたいので、自分の内側で思っていることはなかなか人に話せないタイプです。そういう話しはあまり面白くないじゃないですか、笑 だから基本的には妻にも悩み相談などはしない方だし、古くからの友達にもあまり自分の内側にある思いは話さないですね。

■LetterMeを始める前後で、何か変化はありましたか?

 すごく変化を感じています。自分の内側に向き合う時間がLetterMeを始めるまでは本当になかったので、いつか映画の道に進みたいという思いもついつい忘れてしまいます。でも深いところに目を向けると、やりたいという思いがあるし、実現したいという思いもあって、でもそれは誰にも話せないんです。自分がやりたいことを考えるより、目の前にある仕事をすることの方が重要だし、家族との時間のほうが重要で、どんどん自分の優先度が下がっていきます。
 でも月に1回のLetterMeの時間だけは、正直に自分の内側にある思いを吐き出せる。だから面白いことに、LetterMeを始めてから映画関連の活動が少しづつ増えてきました。東京まで有名な脚本家さんの講座を受けに行ったりもしました。自分の中の思いに目を向ける時間が増えてきていると感じています。

 でも映画のことばかり書いていると、家族をないがしろにしているようになるのも嫌なので、手紙には来月は結婚記念日だよ、とか子供のこともたくさん書いています

娘さんの保育園送りの帰り道に目に止まったお花


■普段LinekdinなどのSNSでもいろいろと考えを発信していますが、LetterMeとは違いますか?

 SNSだとやっぱり、自分を良く見せたいとか、頑張っているのを認めて欲しいという思いが無意識に出てきてしまうと感じます。でもLetterMeは誰も見ない自分だけの手紙なので、同じように内側の思いや考えを吐き出していても、違った物が出てきているなと感じます。

 また普段からインプットが多い方なので、ネガティブな情報もたくさん入ってきます。今までであればそんな情報に影響を受けて、落ち込んでしまったりしていましたが、LetterMeを始めてからは、自分の中の軸があるので、どんな出来事があっても、誰かに何を言われても、自分の軸に戻れるようになってきた感覚があります。自分の描く未来に向けてこの情報はいらないとか、これはやらなくていいとか、誰かや何かについ影響されてしまったとしても、自分にとって、そうした方が幸せだと思うところに、戻ってこれるようになりました

 だからもうLetterMeがないと困りますね、笑


■長江さんにとってLetterMeはどんなものですか?

 LetterMeは「映画」っぽい、自分を語る映画という感じですね。

 以前有名な脚本家さんに「脚本は脚本家自身、主人公はその脚本家自身」ということを教わりました。そう思うとまさに、毎月1時間弱の時間の中で、LetterMeでは自分を言語化している。過去の自分を振り返ることはまさに映画を見ているようだし、手紙に書かれていくことが未来に繋がって行く感じも、脚本のようだし、まさに映画なんだと感じます。脚本を書いたり映画を撮影したりする時間、その公開前の準備が、「LetterMe」という感じです。
 自分のために書く手紙だから、自分が本当に思わないことは書かないし、これはやりたいという思いや、もっとこうしていきたいという思いを書き出していける。自分の人生は自分にしか描けないということを、LetterMeをやっていると改めて気が付きます。

LetterMeキットの後ろに長江さんが大切にされている怪獣もちらり
(帰ってきたウルトラマンのブラックキング)


編集後記

 長江さんとのインタビューは終始面白く、たくさんの笑いを頂きながらあっという間の1時間でした。また長江さんにとって、唯一の自分の内側を見つめる時間に「LetterMe」がなっていることも大変嬉しく思いました。

 LetterMeを通して、長江さんの内側にある消えない炎のような「映画」への思いを大切に、これからも長江さん自身の人生という映画を描いていって欲しいなと思います。

 そのために、これからも毎月1回のLetterMeをお届けして参ります!素敵なお話をお聞かせ頂き本当にありがとうございました。引き続きLetterMeを楽しんでご利用下さい。

LetterMe



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