多様性の科学を読んでから、私の想像力が広がったように思います。
鈴木宗男さんがロシアに訪問したこと、安易に批判は出来ない可能性に気がついたのです。

もし、ロシアがウクライナへの侵略戦争に勝利したら、ロシアとの外交を行うとき、誰が政治的な交渉の先頭に立つのでしょう。
最悪の状態でも応援してくれた人なら、精一杯交渉に応じてくれるかも知れません。

とても低い確率だと思いますが、ロシア側の立場を理解してくれる国会議員が一人ぐらい居ても良いんじゃないかなと考えました。
そんなことを考えていたら、私も新しい発想が生まれました。

台湾有事は発生しないのではないかと気がついたのです。
なぜかと言えば、中国共産党は政治的に台湾国を認められないからです。

戦争を行うためには宣戦布告が必要になります。
宣戦布告はお互いに宣言する必要がなく、片方の国だけで成立します。

宣戦布告する意味は、国や組織に武力行使を行い、その裏側で外交交渉が行なえます。
終戦するためには、お互いに戦争をやめることを相互に確認する必要があります。

戦争をする相手と認めたから、戦いの裏側で交渉することが可能になります。
イスラエルとハマスの関係を見ていると、宣戦布告の重要性が理解できました。

ハマスに対してイスラエルは外交交渉する意思があることを伝えたのです。
ハマスはイスラエルが戦うべき国や組織と認定された宣言なのです。

同じことを中国共産党と台湾国の関係にも当てはめます。
中国共産党は台湾国の存在を絶対に認めたくないため、宣戦布告をすることは無いと思います。

台湾を武力で占領することと現状を維持すること、どちらが中国共産党が利益があるのか考えています。
私だったら、武力行使するよりも、台湾国が中国共産党に合併を申し込む方法を考えます。

戦争で失われる国家予算と人命を考えたら、戦争が無駄になります。
私の想像力では思いつかないような外交をやっている気がするのですが、台湾国も外交で対抗しているから簡単には合併できないと思います。

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