社内ＳＥの休日・外観検査を考える

2023年7月7日 21:20

何気なくグーグル検索をしていたとき、面白い単語の組み合わせと出会いました。
外観検査とフリーソフトです。

なんとなくですが、外観検査を自動化してみたいと思っている人が、頻繁にフリーソフトで存在していないか探しているみたいです。
多分、別のキーワードの方が良いと思いました。

外観検査とオープンソースです。
とある企業が無償で公開しているみたいです。

改造して自由に使えるそうですが、ニュースを見て良い商売をしていると思いました。
無償で公開しているソフトを改良したとしても、画像判定はクラウドで行うので、開発元への会社へ料金を支払う必要があるのです。

面白いと思ったのは、撮影した写真の画像処理も行えることです。
標準でソフトに用意されている機能ですから、外観検査をするために写真の画像処理が絶対に必要な事が分かりました。

つまり、良品と不良品の写真を撮影して、画像判定用の処理を作っても、そのままでは正しい検査が不可能なのです。
正しい検査が行えるため、撮影した写真を画像処理で加工しなければ無理っぽいのです。

世の中で外観検査を自動化しようとしている動きがありますが、いまいち普及している感じがありません。
誰でも簡単にノーコードで安く可能、みたいな技術は存在していないのだと思います。

私は想像するだけですが、ニューラルネットワークによる画像検査の前に、ルールベースの外観検査の経験が必要なのかなと考えています。
新しい技術を実用化するためには、その進化の前に行っていた技術が重要になるからです。

安定した撮影、背景など余計な部分を消す作業、ニューラルネットワークによる学習、学習モデルを使った画像判別。
他にも技術が必要だと思いますが、私には関係ない仕事なので、プロにおまかせしたいと思います。

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