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警察に調書を取られ、パトカーから脱出する


前に子供を助ける話を書きましたが、大人を何度か助けたことがあります。
でも大人はめんどくさいので、あまり自分の前では倒れないでほしいです。
助けても、みんなめんどくさい感じになります。

電車に乗って座っている時、前に座ってるサラリーマンがフラフラしてました。見てたらバタンと隣の学生に倒れ込みました。
隣の学生はめんどくさそうに身をかわそうとするので、私は立ち上がり、その倒れてる人を大丈夫ですかと体を支えました。
誰かが動き出すと、周りの人も動き出しますね。誰だか知らない人が私と一緒に、倒れてる人の体を支えてくれました。しかし大の大人ってのは重たいですね。

次の駅に着いて、開いた扉にちょうど駅員がいたので、車内で倒れましたと駅員に任せて倒れた人を渡しました。
そしたら駅員もめんどくさそうにするんですね。いや私はただの乗客ですけど、あなたは勤務中ですよ。まぁ気持ちはわかりますけど。


その他の話。
夜に自宅の道を歩いていると、サラリーマンの人が倒れてました(よくサラリーマンは倒れますね)。大丈夫ですかと声かけたら、息はあるけどまともな反応は無い。まぁ酔っ払ってんだろうなと思ったけど、暗いとこなので自転車が踏んだりして事故になりそうだな。しょうがないから警察に連絡するかと110番に電話しました。

事情を話したら、近くの交番から派遣するのでそこにいてくださいとのことです。
めんどくせーなー、早く家で仕事したいんですけどと思いながら待ちましたよ。
なっかなか来ない。数10分待ちました。
やっと来たと思ったら、チンタラチンタラ自転車こいで、めんどくさそうに警察官がやってきました。通報ありがとうございますって感じはゼロでした。
いや私はただの通行人ですけど、あなたは勤務中ですよ。まぁ気持ちはわかりますけど。


警察官のことで思い出しました。
また別の話で、深夜に家で仕事してたら、外で交通事故の音。
窓から覗くと、車が電柱にぶつかっており、外に出て運転手を確かめたら怪我はないようだけど運転座席でうなだれてました。
大丈夫ですかと声かけても返答なし。
なんとなく、違法ドラッグによる昏睡の類かなとピンときました。
警察に電話したところ、パトカーが何台もきました。こういう時は早いよね。
事故じゃなく事件になってしまいました。

しばらく警察に説明して、調書にしたいので警察署まで来てくれないかと求められました。
「捜査に尽力する我々への協力に、通報者として責任ある」と言わないけど顔に書いてあります。
いや私はただの住民ですけど、あなたは勤務中ですよ。まぁ気持ちはわかりますけど。
まあ仕事は残ってるけど、自分が外に出たのが運の尽き、パトカーに乗って警察署に行きましたよ。

会議室とかじゃなくて、犯罪者から話を聞くと思われる多分取り調べ室で、警察に事情聴取されました。
事情聴取ってさぁ、その時どう感じましたか?と警官に聞かれるので、Aじゃないんですか?と答えたら、調書には「その時、私はAだと考えました」とか書くんですよね。なんか主語が私になって、わざわざ私が積極的に主張してるみたいな書き方してます。こうやって送検するときの証拠力を高めていくんだなぁと警察の手法を学びましたよ。

帰りもパトカーで送ってもらえました。深夜にパトカーに乗るって犯罪者の気分で、パトカーから逃げ出したくなります。
運転する警官にそう言ったら苦笑いされ「危ないからやめてください」と言われました。
冗談なんですけどね。心の中で留めておけない若いときの話です。

深夜のさらに深夜になってやっと、パトカーからも、めんどくささからも脱出できましたよ。


追記
今回は倒れた人を助けた話ですが、私は倒れたことはないけど、自覚無自覚合わせて多く助けられたのでしょう。地球人にも宇宙存在にも。
ペタリンコして、それを忘れないように学び考えます。


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