NHKのヒドイ番組の中に、いい番組もあります。
「世界ふれあい街歩き」は、各国の(一応)日常を映しています。
いろんな国の人の顔を見て、日本人にもいるわこんな顔の人、と思うことがよくあります。
日本人は、どこ国の人でも似てる顔の人がいます。多様です。
日本は単一民族だとしますが、思い込みです。
歴史を知ると、多民族国家だと分かります。

「日ユ同祖論」を陰謀史観だとか奇跡だとか大げさに言いますが、私からすると歴史的に調べたら別に不思議でも何でもないと思います。
ユダヤ人が日本列島に来て、持った技術から大和政権に影響を与えただけで、日本人はユダヤ人の子孫だと言うのは曲解です。
アメリカ大陸にアイルランド人やイングランド人が来たように、普通にユダヤ人が日本列島に渡って来た自然な話だと思います。
パスポートも国籍もないんだから、渡来人とか帰化人とかの言葉も現代の社会感覚で、ただ住みやすい所に移動して来た人でしょう。
いわゆるシルクロードを通り、地形的に日本は終着点で溜まります。

今でいう中央アジア、中東、東欧、南欧などなどの人が来て、だから日本人にはそのエリアの顔立ちした人が多いです。
アングロサクソン系やアフリカ系は似てる人が少ないですね。やはりシルクロードから遠いですから。
また、ポリネシアから東南アジアは当然似てます。

自然科学での解明では、むしろ日本人のルーツは中国大陸から渡ったのではなく、ポリネシアルートで10万年前から来た人だとDNA調査で分かってます。中国韓国人のDNAと日本人は一致しないそうです。
ちなみに中国大陸は5,000年前以前は小氷河期で誰も住んでないようです。だから暖かくなって人がやって来て文明が出来ました。
なので、中国様は私たち日本人の親ですという論調は、破綻です。
(どういう経緯で中国様を敬うようになったのか、別の機会に)
(ポリネシアDNA共有論も独特な縄文人DNAで繋がってる学説とかも別の機会に)

そして、米大陸の先住民はチリの南端まで渡った、日本千島列島とアリューシャン列島からアラスカに入り渡った子孫です。
なので、日本人の顔は、世界中の顔の要素を合わせ持ってます。
私の知人にもいますよ、お前のお母さんは、お前が生まれる10ヶ月前にイタリアに単独旅行してない？って人とか、ド日本人なのにターバン似合う人とか、その他各国いろいろ、色白や色黒だけど、祖先に外国籍の人がいないとか。
民族浄化する国はみんな似てる顔つきだけど、日本人は結構多様な顔つきで、様々な各国の顔の特徴の人がいらっしゃいます。
日本にいるだけで、世界旅行している感じです。

同時に、どんな外国人も日本人化してくる感じがあります。
他国の地でのそれぞれの外国籍の人々は、それぞれの特徴のまま生活している。乾燥した砂状のまま同化せず、それぞれの粒々のまま全体としての砂に混ざっている感じがします。DNAがしっかりと守られてます。
日本にいる外国人は湿った粘土のように同化していき、全体に溶け混ざる感じがあります。
日本は単一民族ではなく、多民族の人々が同化していく土地の湿っ気がある感じがします。
そして日本の地には、まるでDNAを緩ませる何かがあるように。
That's 個人的な感想でした。