私たちは日々、物質化しています。
んなアホな！、そんな思い通りじゃないわボケ！と思ったりされるでしょう。
そうです、私たちは何も生み出していません。
地球上にある物は、１つも私たちが生み出した物はありません。
しかし、私たちは日々作り出しています。

例えば、私が料理をしたとします。
私は食材を買ってきただけで、何も生み出していません。
食材は農業や畜産業の人が作ってます。
しかし、それも植物や動物であって人は作業しているに過ぎません。
その植物や動物も、自身で自分を作り出すというより、地球全体の営みで作られているだけです。
だから誰も何も生み出していないのです。

同時に、自然環境が細胞分裂を促し生命を作り出していると言えます。
農業や畜産業の人が作業という行為により、食材を作り出しています。
そして私が、何も生み出してないのに、料理という行為によって、食材から食べるモノを生み出しています。
誰も何も生み出していないのに、
誰もが行為によって何もかも生み出しています。
私たちは日々、行為により生み出す物質化しています。

お母さんが愛情を込めた行為により、家族のお弁当を作り出しています。
これは、冷凍食品や加工品やコンビニ弁当を弁当箱に移し替える作業だけでも、“お母さんが作ったお弁当”という物質化してます。
何も持たず、手を振る行為から宝石を出したとか、そんな手品のような物質化をありがたがるから、サイババさんのような人を崇拝してしまい、自分達を無力化してしまいます。
奇跡ではなく、人は当たり前のように、何も生み出してないのに生み出しています。
誰もが意図と行為により物質化してます。

詭弁ですか？
イメージして宇宙が働いて現れたお弁当よりも、どんなのにしようかとイメージして宇宙の一部であるあなたが動いて作ったお弁当の方が、よりイメージ通りのお弁当になるでしょう。
どうせイメージして宇宙にオーダーするのだから同じことかもしれないですよ。

行為により何かを作るなら当たり前すぎて、スピリチュアルな話では全然ないですか？
いや、その出来た何かだって、ゼロからは何も作れないのだから、地球や宇宙の恩恵がなければ何も生み出していないのです。
全ての事は、人は何も生み出してないことから、人が生み出してます。

そういうことじゃないんだよ、と思われる人もいるでしょう。
私もそう思いますけど、手品のような物質化よりも、行為による物質化だって奇跡的な連携したことかもとも思います。

誰もが大なり小なり、思った通りになったり、想像したことが現れたりしますよね。
それも素晴らしいし、意図して行為による起こる当たり前なことも素晴らしいですよ。
だから、誰もがその人なりにうまくいってるので、自分はまだまだと思う必要はないでしょう。
そして、魔法の物質化と行為の物質化は違いがない認識になるのが、高次の状態なのではないか、などと思ったり思わなかったり。