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望まない出来事の原因


日々の出来事の原因はわからないものです。

もし神社に参拝した帰りに交通事故にあったら。
人は、その祭神の怒りだと思うのでしょうね。
では翌日だったらどうでしょう。思い出したらそうだと思いますよね。
では1週間後だったらどうでしょう。
もう何が原因だか分かりません。無理に神社のせいだとこじつけることもできますし、記憶も曖昧です。
それに交通事故で怪我をしても、祭神の怒りをかったのか、祭神のおかげで命びろいしたのか、考え方によって180度変わります。

若い頃に年配者に聞いたのですが、熱出た子供をおんぶしてお百度参りしたら、翌々日に熱が下がった、だからお参りするべきだと言ってました。
むしろ安静に寝かしてれば翌日に熱が下がったのにとも思ってしまいます。

あの先生に教わったおかげで、コンクールで入選出来たと言ってた人がいました。
別の先生なら優勝したかもしれないですよ。

活性炭のKUROJIRU飲んだ効果は、プラセボかノセボか誰もわかりません。


何が原因となって、どんな結果になったのか。
人生のパラレルワールドが同時平行に観測できないので、因果関係を掴むのは難しいです。

数学の理論上は平行線は交わりません。
しかし、相対性理論だと空間が歪むので平行線は交わります。
さらに、高次元では平行線と接線と交線は同時に存在しているのでしょう。
それぐらい因果関係は私たちの感覚で明確にすることはできないでしょう。
宇宙は決して間違いは犯しません。
だけど宇宙がどう動いてくれているか分からなければ、その原因と結果は分からないのです。
だからガイドとか占いの答えを聞こうとしてしまいます。しかし、同じようにそれがどう動いてくれているか分からない限り、分かったとはいえないですね。

今のあなたに望まない出来事があっても、その原因を考える必要性もないことになりますよね。
原因がないとなると結果もなくなります。
私たちは今、時間と空間という架空の条件下で生きてると思い込んでいるので、原因と結果が存在してしまいます。しかし、その自認識がなければ、即身成現象でしょうね。

もうわからない原因を考えることを薄めていきたいなと思っています。


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