昨日、お世話になっている人生の先輩に、
「折り入ってお話ししたいことがあるんですが」
とメッセージを送ったところ、
「今日なら6時からオッケー」
とすぐに返信があり、
き、今日？？と少し驚きながらも
約束をして、お伺いしました。

お話しした内容は
まあまあ重い？ものだったんですが、
先輩は小さくうなづきながら
うんうんと聞いてくださり、
「そうかー。つらかったな。しんどかったな」
と声をかけてくれました。

その後、先輩は、
たぶんヘビーな話だろうから
自分以外の人間がいないように段取りした
と話してくれました。

ぼくが
「お忙しいのに、今日すぐに
お会いいただけてよかったです」
と伝えると
「話を聞いてほしいと言われたときに、
すぐ話を聞ける人になってほしいな」
と言われて、
その穏やかな笑顔を見ながら
ぼくは涙が止まりませんでした。

「はい、ぼくもそうなります」
そう答えて、帰路につきました。

ここぞというときに寄り添う。
簡単なようで、
なかなかできることではないです。

相手の意図や目的を察知し、
すぐに適切な環境を整える。
先輩が、幾人もの
厳しい状況に置かれた方に
寄り添ってきたことが窺えました。

どんな偉い人よりも、
先輩のような尊い人間になりたい。
そう強く思った夜でした。