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Rosa Mare( ローザマーレ)Kick Off ! なぜ、女性?

前回、記事を書いてから、すでに1年以上経過してしまいましたが…

この1年は、私にとって、そして、Rosa Mareにとっても、とても実りある日々でした。


大笑いしながら、クリエイトする!

一番の実りは、企画運営チーム~Cores(コアーズ)~が生まれたこと!

昨年秋に、なかなか思うように進まない状態を脱するため、これまで何らかの形でRosa Mareに関わってくれた人たちにHELP!の声をあげみたところ、総勢20数名の女性がオンラインの集いに参加してくれました。そして、その中から5人のメンバーが、継続して企画運営チームとしてRosa Mareを育てるプロセスに関わってくれています。

このHELP! 助けて~という声をあげること自体、これまで何でも自分でやろうとしてきた私にとってハードルだったけれど、声をあげたことで、本当に素晴らしいメンバーが集ってくれました。

そして目から鱗!だったのは、毎回のミーティングがすごーく楽しくて、大笑いしながら、真剣に話し合いもし、モノゴトが決まっていくということ。

この年になるまで、人と何かを創り出すという経験が乏しかった私にとって、人と何かをやるって、面倒で大変なことが多いというイメージがあったので、本当にこれは目から鱗の連続でした。

そして、先月5月14日~16日まで葉山の会場とオンラインで、Kick Offイベントを開催ところまで形になったのです!

もう降参~からの気付き

が!

その準備期間と重なり、他の仕事のスケジュールも立て込んでいたこと、

また、プログラムの申込み機能を備えたHP作成を自分でつくったことで、結果的に、私がタスクの多くを抱え込むことになり、しかも、その申込み機能に関して次から次へと不具合が生じ、その対応は私しか実質的に出来ないという最悪な事態に。。。

メンバーにも、イベントに申し込んでくださった方にも、大変なご迷惑をおかけしてしまったのです。。。

自分自身も疲れ果て、イベント終了後は、発熱&本格的なぎっくり腰のため、丸4日間、ベットで過ごすことになりました。

その4日間、昼も夜も、よくまあそんなに眠れるね!と自分でツッコミを入れたくなるほど、ほぼ眠り続け、5日目、身体は回復したものの、自己不信と自己批判から「もう降参~」という気分でした。

あー、もうこれまでのやり方は通用しない。私は、全く力不足だと。

振り返ってみると、自分で言うのもなんですが…

割と器用で、集中力もあるから、ギリギリでもどうにか帳尻合わせられてきたんですよね。やるとなったら、とにかくやる!行動力もそこそこある。

男性社会の外資系保険会社で鍛えた根性もある!そうそう、あの頃は、男性が9割という職場で、私は常にトップクラスの成績を出していた!そうして、結果も出してきた!一人でも私は頑張ってやってきた!がんがん動いて結果に繋げてきた!

あれ?

ん!?

Rosa Mareを立ち上げたのは、そんな頑張り方、生き方から自分を解放して、女性の中の『女性性』の質を活かしていくことを提案するため、その結果として、『たおやかに世界を変える』ことをビジョンとしているのではなかったっけ!?

Rosa Mareが生みだす変化が3つあるのだけど

①ワークライフバランスから ホールライフバランスへ

②一人で頑張るから つながりから生み出すへ

反面教師とはまさにこのこと。

Rosa Mareを必要としているのは、私でした。

でもね、これって私だけのストーリーではないはず。

なぜ女性なのか?

改めて合点がいったのです。

風の時代と言われる今、世界は変わりつつある。よりしなやかに軽やかに。自分の内なる歓びから生きる時代に。

これまでの動的な”男性性の質”が優位の社会から、静的な”女性性の質”も活かされることで、世界は変わっていく、その方向に変化は始まっている。

たとえ、今、起きている悲惨な戦争が、それに反しているように見えたとしても、そのプロセスにあると。

そのことは、知っているし、わかっているし、感じている。

でも、私たち女性の中に沁みついているもの、刻まれているものがあるんですよね。

結果を出すためには、男性のように頑張らなくては!ということ、男性のような頑張り方。

特に仕事をしてきた女性たちは、程度の差こそあれ、結果を出し認められるためには、男性のように、男性のようなやり方で、頑張らなくては!という思い込みがあって、今回の私のように、それが発動すること、今でも沢山あるのではないかなあと思います。

一方で、そのような頑張り方、行動力を発揮できないこと、わかりやすく目に見える形の結果を出せていない女性たちが、他者からの評価で自己評価を下げ、自信を失うこともあったと思います。

だから、

男性はどうでもいいということでも、ジェンダーによる差別を意図でするわけでもなく、また、私自身のこれまでのライフストーリーの影響という動機だけでもなく、私は、自分の持てるエネルギーを、まずは女性たちに向けて注いでいきたいのだということに改めて合点がいきました。

わたしたち女性自身が、これまでのやり方、生き方から、女性の中にある女性性の資質も、男性性の質も、丸ごとの自分をイキイキと生きて、“わたしを生きている実感”に満ちる人生を自由にクリエイトしていくことに。

その結果として、Rosa Mareが、たおやかに世界を変えるような源の一つとなっていけたら、こんなに嬉しいことはないし、そうなることを心から願っています。



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