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著書に学ぶお金の本当の価値- お金の本質は何?

田内学さんの著書「きみのお金はだれのため」を拝読いたしました。
お金そのものには価値が存在しません。また、お金は問題の解決には役立ちません。共にお金を貯めることにも意味はありません。
上述した3つの謎を、ボスが分かりやすく解明していきます。
まず、お金そのものは価値を持っておらず、税金を支払うことでお金が必要になります。全体的に見てもお金は価値を持たないものです。
問題の解決に関わる人々が報酬を受け取る際には、無数の労働が絡んでいます。何かに貢献することで富を得ることもあります。
働く目的は、お金を稼ぐことではなく誰かの役に立つことです。
国内の負債が増えても国家は崩壊しませんが、国外の負債が増大すると財政破綻が起こります。
このように、お金の捉え方や真に重要なことについて詳しく解説されています。
本書を読むことで、政府が行っている少子化対策(増税)やプライマリーバランスを黒字にするよりも、生産性を向上させるための事業や将来に役立つ事業に資金を投入した方が良いと感じました。
また、裏金問題や増税の問題がニュースなどで頻繁に報道されます。1人1人が改めて深く考え、選挙に参加することが重要だとも思います。
最後に、思いやりのある行動や思考を大切な人々に対して持ち続けることで、世界は広がり、日常生活でこれまで十分に意識されていなかった事柄も大切に扱えるのではないかと感じました。

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