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著書に学ぶお金の本当の価値- お金の本質は何?

田内学さんの著書「きみのお金はだれのため」を拝読いたしました。 お金そのものには価値が存在しません。また、お金は問題の解決には役立ちません。共にお金を貯めることにも意味はありません。 上述した3つの謎を、ボスが分かりやすく解明していきます。 まず、お金そのものは価値を持っておらず、税金を支払うことでお金が必要になります。全体的に見てもお金は価値を持たないものです。 問題の解決に関わる人々が報酬を受け取る際には、無数の労働が絡んでいます。何かに貢献することで富を得ることもありま

    • モネ連鎖の情景が大阪で堪能できる

      原田マハさんの"本日は、お日柄もよく"が面白かったので、私は他の作品に興味が湧きました。その中でも、"楽園のカンヴァス"という作品に目を通しました。この物語の主人公は、大原美術館の監視員である早川織枝です。彼女はアンリ・ルソーという画家の展示を企画することになりますが、その展示のタイミングで、織枝自身が以前に美術史の世界を騒がせた女性だということが明らかになります。ここから、織枝の過去の物語が始まります。かつて、彼女はニューヨーク近代美術館のキュレーターであるティムブラウンと

      • NBA選手の夢を追いかけるSLAMDUNK2巻の感動シーン

        SLAMDUNKの2巻に登場する好きなシーンは、この巻で初めてNBA選手であるカリーム・アブドゥルジャバーが紹介される場面です。「全米一位になったレイカーズのトップチームがスカイフックの技を持つ新入団選手のチームに負けた」と紹介されています。彼はNBA最優秀選手に6回選出された伝説的な選手です。私自身も当時SLAMDUNKを読んでいた時、フックショットを練習したことを思い出します。また、もう一つ印象的なシーンは流川が赤木をブロックし、ドリブルでかわして、小暮の足の間を抜いて空

        • 井上尚弥と戦うということ~怪物に出会った日

          森合正範さんの「井上尚弥と戦うということ~怪物に出会った日」を読み終えました。 井上とパヤノの試合の観戦後、ラジオプロデューサーから「結局、井上尚弥はどこがすごいんですか?」という質問に対して、スピード・パワー・ディフェンスなど簡単に言うと”全部凄い”という薄っぺらい説明に、筆者は何がすごいのか本当は分かっていないということに気づいて、対戦した相手に取材をしていきます。 スラムダンクで、中村記者が山王のセンター河田(兄)をみて「おおきくてうまいです」という感想に相田彦一の

        著書に学ぶお金の本当の価値- お金の本質は何?

          本日は、お日柄もよく

          2024年、1冊目に原田マハさんの”本日は、お日柄もよく”を読みました。 結婚式でのスピーチから始まり、主人公がスピーチライターという職業を通して、どんどん言葉の大切さや言葉の魅力にひきこまれていくという話で、そこにスピーチの極意(スピーチの目指すところを明確にすること、エピソードを具体例を盛り込むこと、周りが静かになるのを待って平常心でゆっくり話していくこと、導入は静かに徐々に盛り上げていき感動的にしめくくることなど)が書かれていました。スピーチだけでなく色々なところで活

          本日は、お日柄もよく