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自己啓発系コンテンツもいいですが、マンガはいかがでしょうか。

新年度が始まって1カ月。2019年は改元もあり、より「心機一転」の気分が強いと思います。その中で新天地に行ったり新しいことを始めたりして、自分の力不足に気がついたり不安に思ったりすると、ついつい自己啓発系イベントにひかれます。しかし私は、数十万円のセミナーや自己啓発系書籍もいいですが、マンガを読むというのもいいのではないかと思います。


 新年度が始まり、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私はいろいろな変化があり、はやくも自分の能力の低さを実感してなぜここにいるのかと自問自答する日々です。

 と、自信のなさと先行き不安が表れているのか、大学生のころからよく自己啓発セミナーに誘われます。実際お金を払って参加したこともあります。

 個人的に、世界経済の先行き不透明感が強まったり、個人が自分で自分の道を切り開かないといけない傾向が強まったりすると、こうしたセミナーへの関心が高まると思っています。

 私の人生では、2000年のドットコムバブル崩壊後、2009年のリーマンショック後、2011年の東日本大震災後にセミナーや勧誘が増えたと感じました。

 まあ、別に参加してまったく無駄かというと別にそういう訳でもないし、それまでの自分とは違う考え方が手に入るので、セミナーに参加するのは自己責任です。それで周りの勧誘とかをし続けて人間関係を壊さなければ、の話ですが。

 最近再び自己啓発セミナーが目につくようになり、「セミナー以外で、心が折れたり先行きが不安になったりしたときの支えはあるのか」と考えたとき、「そうか、マンガを読めばいい」と思いました。

 そこで以下に私が自信を喪失したり世の中から逃げたくなったときにエナジードリンクのように読んでいる漫画を並べてみました。


『弱虫ペダル』

  ご存知、高校自転車部の青春物語。主人公はもちろん、周りの先輩・後輩らの姿からフツーの人の頑張り方がわかります。

『ハイキュー!!』

  週刊少年ジャンプ連載のバレーボールマンガ。選手たちはもとより、控え選手、先生、マネージャーとこれまでのスポーツマンガではスポットを浴びていなかったキャラクターらがそれぞれの物語を背負って進む姿はフツーの人が頑張る力になります。

『フルーツバスケット』

  結局自分を好きになって、そのすきになった自分を受け入れてくれる人を見つけることが幸せで充実した人生への近道とわかります。

『BASARA』

  どんな本を読んで、どんなセミナーに出ても、結局自分の進む道を一番考えてあげられるのは自分しかいないと思わされます。

『7SEEDS』

『Dr.stone』

  いずれも文明が一度ほろんだ世界での、文明の立て直しとサバイバル物語。どんな人にも強みがあって役割がある、とわかります。  

『僕のヒーローアカデミア』

  与えらるものはそれぞれ違う、でもできないことよりもできることを伸ばして「敵」と戦うことを教えてくれます。

『白のフィオレンティーナ』

  女性が画家になることを公には許されなかったルネサンス時代に画家を目指す少女の物語。自分のしたいことを自分で決め、貫きます。


 自己啓発セミナーも、自己啓発系の書籍も決して否定はしません。なぜなら私自身が助けられてきたので。しかし、通ってきた道だからこそ、人やタイミングによってははまり込んで「戻って」これないこともありえます。「そうなりそうだなー」と思う方は、マンガを読みながら少し自省するのがいいのではないでしょうか。

  

 

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