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授乳関連:ピジョンの回

ピジョン/病産院用哺乳びん

初めての哺乳瓶だったのがこちら。

入院中に赤ちゃんのお世話の大変さに面食らった私は、なるべく退院後のストレスを減らすべく、病院で使っていたこの哺乳瓶を病室からAmazonで買った。
病院では100㎖のを使っていたが、間違えて200㎖を買ってしまった。ただ、粉ミルクとお湯を混ぜるのには大きいサイズの方が良かった。(調乳の際には熱湯を入れて混ぜるのだけど、量が多かったり回す勢いが良すぎると手にかかって熱くて辛かった…というぶきっちょエピソードは多々)
さすがプロ達が使うだけあって超シンプルな構造で、見た目の可愛さなんて全く無いが、慣れると使い勝手が良く、特にミルクの回数が多かった新生児期には活躍してくれた。
乳首は瓶の口に少し引っ掛けて伸ばしたらパコッとはまる。小慣れた助産師さん達は片手で調乳して、そのまま片手で乳首まで取り付けてしまっていた。もう片手には新生児を抱きながら。到底私には真似できなかったけど。
専用のキャップはあるのだが、乳首をしたまま付けられないものなので、もちろん外出には難しい。ただ、ミルクウォーマーを使っていた我が家には、このキャップがあって助かった。冷蔵庫で保存する時にも良いだろうなと思う。
何より素晴らしいのはパーツの少なさで、基本的に使うのは瓶と直付けの乳首の2つのみ。洗うのも消毒するのも楽で良い。ちなみにキャップも嵩張らない形なのでとても助かる。
【こんな人にオススメ】
✔︎哺乳瓶をまとめて洗いたい人
✔︎1つでもパーツの少ない哺乳瓶がいい人
✔︎低月齢用の哺乳瓶を安価に手に入れたい人
ちなみに2人目では哺乳瓶を効率的に回せたので、この哺乳瓶は使わなかった。


ピジョン/母乳相談室

乳頭混乱の解決に向けて試行錯誤している中で購入してみたのがこちら。

産後すぐは母乳が中々軌道に乗らず苦しんだ。入院時よりおっぱいを咥えさせようとするとのけ反って拒否しギャン泣きしていた息子。たまに成功しても長続きはせず、特に新生児期はほぼ完ミのような状態だった。産院は特にミルクに寛容な所だったので、私が混合希望だったこともあり、入院時には哺乳瓶から頻繁にミルクを飲んでいた。恐らく乳頭混乱だったと思われる。
あまり母乳にこだわっていたつもりはないが、気づけば母乳信仰みたいなものが私の中に生まれていたようで、できるのであれば母乳を与えたいと思っていた。そのため新生児期の授乳は、ミルクを作ってor搾乳した母乳を温めて→おっぱい練習をして(大体失敗して落ち込む)→哺乳瓶で授乳して→搾乳して→哺乳瓶や搾乳機を洗い・消毒する、、、という1〜1.5時間程度の修行のようなことを1日に何回もしていた。(我ながら本当に気の毒)
乳頭混乱を解決すべく、抱き方の工夫やメデラのニップルシールドの使用などと並行して試してみたのが、この桶谷式の母乳相談室だった。入院中より使っていたピジョンの母乳実感では勢いよく飲んでいたが、この母乳相談室はトレーニング用とある通りかなり飲みにくいらしく、ミルク大好きな息子は当初かなりキレていた。そして飲むのにかなり時間がかかるため、当時育休中でよくミルクをあげていた旦那もうんざりしていた。ただ、日々繰り返される搾乳、おっぱい拒否、哺乳瓶等々の洗浄・消毒の輪廻から解脱したくて、メンズの意向にはそっと目を瞑り、とりあえず母乳相談室を使い続けることにした。生後数週間ごろの話だろうか。
気づけば2ヶ月になる頃には母乳相談室でも160mlを一気飲みできるようになっていたし、ほぼ完母状態となっていた。乳頭混乱が解決したのは母乳相談室の効果だけではなかったと思うが、一定の効果があったのは間違いないだろうし、とても感謝している。
【こんな赤ちゃんにオススメ】
✔︎乳頭混乱で母乳拒否の赤ちゃん
✔︎SSの乳首でも上手く飲めない赤ちゃん※
※1人目の息子同様、2人目の娘も母乳拒否気味だったのだが、それよりも問題だったのが哺乳時に呼吸を忘れてしまいチアノーゼ(血中酸素が不足し顔の色が青紫などになる等)が出てしまうことだった。元々一過性多呼吸で産後すぐNICUに入ったのだが、その後は哺乳時の無呼吸が改善せず困っていた。そんな中、看護師さんがこの母乳相談室を試した所、なんと著しく改善が見られ、そのまま退院まで漕ぎ着けた。その後はチアノーゼに悩まされることもなく、母乳拒否は地味に続いたがある程度おっぱいも飲める子になってくれたので、母親としては今回も母乳相談室に大大大感謝だった。


ピジョン/母乳実感

産院から使い始め、哺乳瓶を卒業するまで使用していたのが母乳実感。

0ヶ月の頃の息子はミルクの回数が多かったため、前述の病産院用の無骨なものを使いつつ、退院後にこちらのクマさんデザイン+同じ形でフランス柄のデザインのものの2個を買い足した。あまり安くはなかったが、可愛いデザインだと気分が上がって良い。ピジョンの母乳実感は、哺乳瓶のサイズや素材、そしてデザインが豊富なので購買の楽しみがある。
乳首は、初めの頃は上記の母乳相談室ばかり使用していたが、3ヶ月頃からMサイズ、7ヶ月頃からLサイズにしていた。なお、我が家では教科書的に2個の乳首を交互に使用し、数ヶ月程度で新しいものにしていたので耐久性は不明。
ピジョンの他、コンビ(テテオ)やnuk、メデラなどの乳首も試してみたがいずれも息子にはハマらず、ほぼピジョン一筋のミルクライフだった。
ちなみに、nukは母がデザインを気に入っていたが息子が乳首を嫌がったため、無理やり母乳実感の乳首をつけて使用していたが、我が家の場合は難なく使えていた。製品によって互換性があるかどうかは変わるかもしれないが、もしもの時は試す価値がある。
なお、ピジョンの乳首は専用のアダプターがあればほほえみの液体ミルクの缶から直接飲めるようにできる。これは便利だと思い我が家でもアダプターを入手したが、ほほえみが1缶240ml※も入っていて息子には多過ぎたので、結局一度も使用することがなかった。一方、アイクレオの液体ミルク(125ml)のアダプターは、0歳後半にほぼ毎日使用した。
(※2021年当時。現在は100mlや200mlのものもあり非常に使い勝手が良い!)


ピジョン/マグマグコロン(スパウト)

どうやら他の人達は離乳食前にマグでお茶などを飲む練習をしているらしいことを知り、5ヶ月ごろに買ったのがこちら。

このマグには母乳実感を装着することができるのも購入の決め手となった。お茶なんて飲みたがらないしスパウトは全然使わなかった息子だが、母乳実感の乳首に付け替えたマグマグコロンでミルクを一人飲みをしてくれるようになったため、授乳がかなり楽になった。特に離乳食が始まると、授乳の前に離乳食を食べさせるという工程が加わるので、自分で飲んでくれるのは本当にありがたかった。
0歳後半は午前中に近所のスタバなどに行って一緒にお茶(もちろん息子はミルク)するのが日課となっていたが、このマグは雑にバッグに放り込んでも漏れることはなかった。(正直このマグの部品取付に関する取説の指示はちょっと鬱陶しいものだと思うが、旦那が適当にやった時に漏れてしまったことがあるので、私は毎回バカ真面目に取説通り取り付けていた)
一人飲み用グッズとしてはハニカムカバーを買うか悩んだが、マグとしてストロー飲みやコップ飲みにも対応しており、長く使えそうなマグマグコロンを選んだ。しかし、今のところ母乳実感を付けて使うしかほぼしていない。というのも、コップ飲みは中々うまくできず、ストローの方はパーツの多さに嫌気してそもそも買いもしなかったのだ。ただ、スパウトパーツに母乳実感を付け替えて使い倒したので、もうとっくに償却しきっている気がする。

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