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超絶弾丸シンガポール旅

ゴールデンウィークは高いしどこに行っても人が多いし、家に引き篭もるに限るなあ〜と思っていた4月半ばまでの私へ。

私は今、シンガポールにいます(なんかこういうCMありましたよね)。
↑これをやりたいがために、リアルタイムでnoteを更新したくてここまで空港で書いたままにしていた。

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4/25に渡航を決め、4/27〜28の1泊2日でシンガポールへ行ってきた。厳密に言うと、27日始発の便のため前日から空港泊をし、28日の夜に向こうを出発して29日早朝着の便だったので、3泊4日と言うのが正しいのかもしれない。これだけ弾丸で行くのだから、シンガポールへはもう何度も行っているのだろう……と思わせ、なんとこれが初めてのシンガポールである。

なぜこんなに弾丸で行くことにしたのかについては、後日別の記事に書くつもりでいる。
端的に言えば、国境と言語の壁を軽々と飛び越えるタイプの超絶フッ軽アホ人間による推し活である。年始の台湾といい、2024年はたぶんこんな感じで忙しなく過ごしていくのだと思う。

こんなにも急なスケジュールにも関わらず、おいでよ!と泊めてくれた上におすすめスポットへサクッと連れて行ってくれたり、ごはんまでごちそうしてくれたりした友人には感謝しかない。この友人のシンガポール駐在がそろそろ終わってしまうと聞いたのも、勢いで渡航を決めた理由のひとつである。

初めてのシンガポール、初めての東南アジア。急すぎて歴史や文化はおろか主要な観光スポットすら有耶無耶なままで行ってしまったが、行ってからどうにかしよう精神で突き進み、自分的には満足な旅ができた。クレカとスマホとパスポートと命さえあればあとはどうにかなるというのは、ここ数年の私のひとり旅ルールのようなものだ。

シンガポールはとても面白い。あのあたりは華僑とか中華系の人々がいるというのは、なんとなくの知識としてあった。しかし、実際に行ってみるとチャイナタウンはもちろんのこと、それ以外のエリアも想像以上に中華であり、想像以上に中国語が飛び交っていた。

チャイナタウン、リトルインディア、そして友人おすすめのBugis(ブギス、マレー系のエリア)といった特色のあるエリア以外にも、街中には香港や台湾にもあるチェーンの飲食店や日本料理のお店もある。アジアの言語はそれぞれ文字が異なるため、様々な文字の看板が目に入る。英語やいろんな言語が聞こえてくる。

急拵えの旅程に組み込んでいたアジア文明博物館とナショナル・ギャラリーは、建物から展示まで素晴らしかった。ほとんど知識のないままだった東南アジアのことを知るにはもってこいの場所であった。

アジア文明博物館
ナショナル・ギャラリー

チケットは紙ではなくステッカー。入口にゲートのようなものはなく、スタッフがステッカーを見て確認するのでいちいちチケットを提示する手間もないし、広い展示室をまわる中でうっかりなくしてしまう恐れもなくて個人的には便利だなと思った。

ちなみにどちらもシンガポール国民または住民は入場無料。私のように海外からの訪問者は入場料を払う。円安で賑わう日本でも、このシステムをそろそろ検討してほしいなあなどと考えたりもした。

世界地図で見ると、シンガポールはかなり小さい。その小さな場所に、アジアの国々が詰まっていた。それはもう四次元ポケット並みである。

もし欧米や中東の友人にアジアのどこかに行きたいと言われることがこの先あるならば、私はシンガポールを勧めたい。そこにはアジアのすべてがある。

これはチャイナタウンで見つけたコナンくん。
紺青の拳公開記念のアートらしい。
自転車は勝手に動かすのが忍びなかったので…汗
チャイナタウンはこんなストリートアートがたくさん


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