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かつてはどうやって病を治そうとしたか

精神分析療法は・・・

人間を「無意識によって動かされる」とし、
病理を「無意識下に抑圧された心的外傷によるもの」
目的を「心的外傷の意識化とそれに耐えうる自我の強化」
方法を「抵抗や転移に解釈投与し、洞察を与える。そしてそれ(抵抗と洞察)を繰り返す」
技法を「夢分析・自由連想法など」
とした

認知行動療法は・・・

↑に「観察できないじゃん!」とツッコんだ。
人間を「環境によって形成される」とし、
病理を「誤った学習や認知」
目的・方法を「誤った学習や認知の消去や変容(適応行動の学習)」
技法を「認知療法・論理情動療法・SST・モデリング学習」などの組み合わせ
とした

クライエント中心療法は・・・

↑↑に「人間の主体性を重視してないやん!」とツッコんだ。
人間を「主体的な存在」とし
病理を「自己概念(=理想自己)と経験(=現実自己)の一致(自己一致(純粋性・真実性))が少ない状態(=不適応状態)であること」
目的を「自己実現傾向の発揮により自己一致に近づ(自己実現)かせること」
目標を「十分に機能する人間」
方法・技法を「十分に機能する人間であるカウンセラーとの適切な関係を築き、自己洞察と自己受容をさせる」
とし

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※病理=問題行動の原因

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