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日本海へ、演劇の街へ

 各地の大雪のニュースが流れているさなか、以前から予定していた日本海方面へ。演出家の平田オリザ氏が学長を務める、芸術文化観光専門職大学のある街、豊岡市へ行ってきました。
開業の準備も仕事のこともしばし忘れてゆっくりした時間を過ごすことができました。

 前日から大雪のニュースとともに、鉄道の運休の可能性もありましたが、無事運行されたので一安心。当初は自家用車のつもりでしたが、雪道を考え車は断念しました。

 豊岡市へは、今年2回目。9月に豊岡演劇祭があり日帰りで観劇に行って以来です。演劇祭では豊岡市を中心に、周辺のまちもふくめいくつもの会場で芝居の上演があり、その日はなんとか2本観て帰ることができました。
2本のうち1本は海岸に舞台を設置した屋外公園。日本海をバックに上演するというユニークな演出でした。
仕事や社労士試験の受験などでなかなか見る機会を逃していましたが、ようやく実現した観劇となりました。

今回は、専門職大学の学生が出演する芝居。学内での公演です。
わざわざそんな遠くまで行かなくても、と思うのですがせっかくの機会。いかない手はありません。

 県立芸術文化観光専門職大学は、国公立大学で演劇を専攻することができる大学として国内初。というか唯一ではないでしょうか。
大学のコンセプトや詳細はここでは触れませんが、豊岡ブランドの『かばん』と演劇と、豊岡市はとてもおもしろいまちづくりがすすみつつある印象がありました。

かばんストリートのオブジェ。柱をかばん風に


駅前は人通りも少なく、駅2つ先の城崎温泉駅前の賑わいとくらべるとずいぶん寂しいですが、それでも「かばんストリート」やところどころに、おしゃれにリノベーションした古民家やお店が点在。

古民家を改装した宿泊施設。キッチンもありコンドミニアムのような感じ

 コンパクトな街並みなので、散策にもそれほど時間はかかりませんでした。
観劇を口実にした、1泊2日の小旅行。堪能してきました。

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