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再出発の一歩

私は自分の人生に疑問を抱えていた。30歳にして、未だに職に就かず、孤独感と劣等感に悩まされていた。しかし、すべては幼少期からの苦悩に始まっていた。

親から「自分軸で生きなさい」と教えられたけれど、それが違和感といじめを招いた。いつも周囲から浮いていたように思えた。その結果、中高では勉強をしなかった。なぜなら、成績が良くなればまたいじめられると恐れていたからだ。

高校では友達と楽しい時を持ったが、大学進学においては大きな試練が待っていた。三浪を経てFランクの大学に入学したが、自己評価の低さから人間関係に遠慮し、孤独感に悩んだ。

大学院に進学し、修士課程を修了するまで四年かかった。教授の死と論文の白紙化が苦境を招き、さらに母親の死と父親の状態が私のキャリアに影響を与えた。

卒業後、就職活動を始めたが、学歴が活かされない求人が多く、焦りを感じた。私は風俗を利用してストレスを発散し、女性とのコミュニケーション能力を高めた。そこで、女性への尊重も心がけるようになった。

過去は変えられないことを理解したが、これからの未来には希望があることも感じた。自分を受け入れ、前向きに進むための第一歩を踏み出す覚悟を持つことにした。

新たな職を見つけ、人生においてもう一度スタートを切る決意を固めた。これからの人生は、過去の経験から学んだ教訓を活かし、自分自身を高めていく旅の始まりだった。

続く。

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