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自己紹介

こんにちは、ぱんだです。
私は発達障害のASD(自閉症スペクトラム)と診断されました。
このnoteでは、発達障害当事者の方や、自分が発達障害なのではないか、と思っている方に向けて、私の日常の様子や感じたことを発信していきたいです。
(「ぱんだ」という名前の由来は、パンダが好きだからです)

stand.fmでも「ぱんだのASDチャンネル」というチャンネル名で発信しています。よかったら聴いてみてください。
最近はあまりブログを更新できていませんが、スタエフの音声配信は時々更新しています。
https://stand.fm/channels/64a1860fb352effb9d880541

まずは私の仕事について。
私は今社会人4年目なのですが、理系出身で、最初はメーカーの研究職をしていましたが、全くうまくいかずに(精神疾患とまではいきませんでしたが)メンタル不調に陥ってしまい、退職しました。
その後、得意の語学を生かして在宅で働こうと思い、翻訳学校で学びながら派遣社員として社内翻訳として働きました(このお仕事は在宅で、やりやすかったです)。ちなみに、言語は中国語です。
現在は、メーカーで週3日在宅で勤務しながら、半分フリーランスの形で翻訳のお仕事をしています。
いわゆる複業(パラレルワーク)です。

ASDの特性と、ADHDの不注意傾向があるので、会社に行って働くよりも在宅で働く方が圧倒的に楽だし、生産性が高いと感じます。

ASDは5つのタイプ(孤立型・受動型・積極奇異型・尊大型・大仰型)に分けられると言いますが、私は孤立型です。受動型も少しあるかもしれません。
他人に注意を向けることが難しく、自分の世界に入りやすいです。他人と一緒に何かやりたいという気持ちがあまりなく、できるだけ一人で過ごしていたいと思っています。
みんなで話し合ったりする場面では、基本的にあまり意見は持てないです。そもそも自分がやりたくてやっていることではないので、そこに積極性を求められると困ってしまいます(こういうことを言うと「わがままな人だ」と絶対思われてしまうので、言いませんが)。
自分の意見がないことで困ることはプライベートではあまりありませんが、仕事になると本当に何の意見もないので困るし、会社としても積極性のない人という評価にならざるを得ないと思います。逆に、自分の守備範囲をきっちり決めてもらった上で、業務効率向上とか自分の能力の向上を目指す、ということであれば積極的にできるので、向き不向きがはっきりしていると感じます。

表情があまりなく、話し方も抑揚に乏しく、話していると「興味がなさそう」とか「リアクションが薄い」、「理解しているかどうかわからない」と言われ、「外国人ですか?」と言われたこともあります。
このことは親や友達に昔から指摘されているので、仕事などで人と接するときには普段よりずっとテンション高く、オーバーリアクションで会話するように心がけていたのですが、やっぱり難しいです。

今まで生きてきて、自分と似た考え方や性格の人とほとんど出会ったことがなく、みんなに合わせるために自分を偽って、でもうまく擬態をやり切ることもできず、中途半端な状態で苦しんでいたように思います。
一人が好きなのに、この世界で孤独に戦っているような感じがして、それはそれで孤独感を感じます。人間はどこまでいっても社会的な動物なので、私のような社会性の乏しい人間は、泳げない魚や飛べない鳥のように珍しく、生きづらいのかもしれません。

情報発信を通して、同じような悩みを持つ方とゆるくつながれたらいいなと思っています。
よろしくお願いします。


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