がんサバイバーの心理(正常性バイアス)
災害や事故、病気なんか色々と自分を脅かすかもしれない事象があるが…
正常性バイアスとは
『自分は大丈夫』という認知的特性、心理傾向ですね。
わたしはがんになってもろくも、その『自分は大丈夫』が崩れ去りました。
が、がんが発覚しまたまた『わたしは再発・転移はしないだろう、わたしは大丈夫!』という想いが出てきました。
大丈夫って思わないとずっと心配、不安にさいなまれますしね。ある意味、落ち着いて暮らすために必要なこころの動きと思われます。
しかし、『わたしは大丈夫』が油断を生み、行動を変えてしまいます。
たとえば、がんの再発・転移予防のため
○早寝して睡眠時間を確保
○甘いものを食べすぎない
○ぬるま湯に長く浸かり保温する
○加工肉をあまり食べない
なんてことに気遣ってましたが、最近はそんなルールを守ることが少なくなってきました。
正常性バイアスが心理的安定に影響することはいいことなんですが
行動が緩んじゃうのよねぇ。
続いてるのは毎週の運動(トレイルラン)くらいですね。
結局、興味関心が高いこと、満足度が高いことを求めてしまうのね。
また自分にとってハードルが比較的低いものを選んでしまう。
他のがんサバイバーさんはどうなんだろうか?
再発・転移を不安視するあまり生活を制限すると、これがまたストレスになり…よくないですし。
結論、できる限りのことをする、になりますね。
コロナ対策も同じですよね。
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