なぜ移住をしようと思ったのか。

結論からいうと、日本にこのままいることが不安になったから。

日本のことも大好きだし、住みやすいし、ご飯はおいしいし、治安もいい。特段困ることなんて何もない。

ただ今後の日本の経済のことを考えたり、子供の教育、また自分仕事や家族のことを考えると、海外という環境で生きていくことが自分たちにとっては正しいかなという選択になりました。

私も今までイタリアに２年、台湾に２年と住んできたので海外生活が慣れていないわけでもなく、何となく住むことに抵抗はない。

とはいえ、家族で移住というのはかなりハードルが高かったので決心するまでは時間を要しました。

決心するまで考えたこと

今まで若い独身の時は、自由に海外にいってたりしたので気楽に考えてましたが、結婚し子供を授かり、日本の企業でサラリーマンとして働くようになってからは、海外移住を実現するということが難しくなりました。

実際のところ、駐在員レベルでないと海外で家族で移住することはサラリーマンでは難しいんですよね。

ましてや、家族連れてとなると海外での学校のことや、今後の仕事のやり方など色々と考えていくうちに実現が難しいなと思ってきて、一時はあきらめようかと考えました。

それでも、子どもが小学校入る前までには、どうにか移住ができないかなと考えながら、５年の月日が流れました。

決心した転機

これは、何とも皮肉になるのですがコロナになってから在宅勤務や、リモートワークが推奨され、おさまってきた現在でもワークスタイルとして導入する企業が多くなりました。

エンジニアなどは世界でリモートワークが当たり前と思っていましたが、意外と通常の業務でもできてしまうことが多いのがわかりました。

企業でも色々な働き方ができるようになったことと、世界でもコロナで経済打撃を受けた分を取り返そうと、自国にリモートワーカーを呼ぶビザなどの発給が加速しました。

この２つの要因でもう一回海外移住を本気で考えるようになり、家族で色々話し合って未来を考えた結果、移住を決断することにしました。

移住を決断してから国のリサーチをして、移民弁護士やらコンサルタントやら色々調べ紆余曲折ありスペインに行くことを決めました。

この後、ビザ発給に関する申請から取得まで大変だったのですが別の記事で詳しく書きたいと思います。

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