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自然と共生するライフスタイル

地球の声に、耳を澄ませる

野沢温泉村の森にあるオーガニックファームを舞台に、食とエネルギーを学ぶ自給自足キャンプを体験する。自然の摂理に従いながら、循環型の暮らしに身を置く。大地の恵み、旬の食材に、ミネラル豊かな温泉。自然の息づかいに呼吸を合わせ、地球の声に耳を澄ませる。LIFE FARMING CAMPは、自然と人が渾然一体となる体験をもたらす。それは、何ものにも代えられない価値がある。

国内外でサウナプロジェクトを展開するTTNE株式会社サウナ師匠の秋山大輔さんがLIFE FARMING CAMPの魅力を語った。

多様なコンテンツと“サウナ的”温泉
最初に自然を壊して、そこに新しくつくるのではなく、自然と共生しているスタイル。それがとてもおもしろいと感じた。土地を更地にして家を建てていくのではなく、自然を生かしながら住居をつくり、畑をつくり、地球からの恵みを自分で採って、味わう。自然との境界線がだんだんなくなっていくことがLIFE FARMING CAMPの魅力だと感じます。


多種多様なコンテンツがあります。自分たちの手で、テントを立てたり、火おこしをしたり、農業をしたり。それから、野沢温泉を周ったり。僕ははじめ“点”として興味を抱いたのですが、次第に“線”となり、一つの体験価値として“ストーリー”になっていった。それらのライフスタイルを凝縮して味わえたことが、すばらしい体験だった。


僕はサウナ事業を手掛けているので、風呂に対して興味がありました。現地に足を運ばなければ体験できない湯質(温泉の成分)だから、“ここに来る”意味がある。野沢温泉にはサウナがなかったので、その分、「サウナ的な楽しみ方をしよう」と。人生で体験した中で最も熱いお湯に浸かりました。ここの温泉は、限りなくサウナに近いと思っています。温度的にも、サウナが好きな人でも楽しめる。

“サウナに一番近い温泉”が野沢にあった。新しい発見でした。


消えゆく自然との境界線

LIFE FARMING CAMPによって、自然に溶け込みながら、農的な暮らしを体験してゆくと、いつの間にか“自然”と“自分”の境界線がなくなってゆくのを感じる。明確なラインが次第におぼろげになってゆき、気付けば自分が“自然”の一部であることに気付く。自然を管理するのではなく、悠久なる存在として尊重し、共生させてもらうような感覚になる。その感覚の移ろいや、一つの体験がストーリーとして紡がれてゆくおもしろさを秋山さんは語ってくれた。

PROFILE
秋山 大輔
TTNE株式会社サウナ師匠
東京在住。イベントを中心とするブランディングプロモーション会社を経営。20代よりサウナに開眼し、国内外の様々なサウナを経験。サウナの母国フィンランドをはじめ、北欧を中心とする10カ国40サウナを体験するEUサウナツアーや、NYのファッション系サウナなど7サウナを巡るNYサウナツアーを敢行。サウナ専門ブランド「TTNE」の立ち上げ、「ととのえの日」記念日制定、「CORONA WINTER SAUNA」監修、「サウナシュラン」立ち上げ、「日本サウナ学会」設立、「SAUNA FES JAPAN」や「SKYTREE SAUNA」、「RoofTop 37」プロデュース、「ソロサウナtune」サウナ監修等、次々にサウナ関連のプロジェクトを仕掛ける。最近では、サウナで汗をかくだけでなく、サウナプロデュースやTV、新聞、ラジオ、雑誌、WEBといったメディア活動を通じ、サウナの為に汗をかいている。

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