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25歳 インド就職した理由。帰国後は留学カウンセラーに。社会人6年目終了にて#キャリアの棚卸し (2)

インド就職を決めてから1〜2ヶ月後には現地へ。

都市は、南インドのバンガロール。

インド第3の都市で、インドのシリコンバレーと言われる程のIT都市です。

私は現地採用として、語学とプログラミングの学校で、運営スタッフとして働くことになりました。

【インド就職までの経歴はこちら】
25歳|携帯販売からインド就職まで。社会人6年目終了にて#キャリアの棚卸し

★インド就職を決定付けた主な理由

・自分の知っている"インド"と成長が著しくIT革命が起きている"今のインド"のギャップを知って急激に行きたくなった

・これから伸びる国だったから

・日本と全く異なる環境に身を置きたかった

・社員として受け入れてくれる企業があった


といったところです。

【インド就職をした理由|動画】
https://youtu.be/_mB8LVMwQaw
こちらでもお話しています。ひっそりYoutubeにも手をだしています笑

【インド就職を決定づけた本】
https://amzn.to/3pSk2wZ
インド・シフト 世界のトップ企業はなぜ、「バンガロール」に拠点を置くのか?

多分この本がなければ、インドにいこうなんて思ってなかったです。本当に。それまでの臭い・汚い・牛笑 的な「THEインド」のイメージを払拭する「今のインド」を教えてくれた本です。

インパクト大で「人生を変えた本」と呼ばせていただいております。

学校スタッフのしごと

学校でのしごとは、問い合わせ対応〜留学生の受け入れ、先生のマネジメントや滞在先の管理、収支の管理まで、ほぼ全てでした。毎月の新規留学生は3〜10名ほど、運営陣3名ほどの講師10名ほどの少人数のマネジメント業務でしたが、かなり苦戦することは多かったです。

駆け出しは(駆け出しに限らずか汗)、アウェーな環境、英語カタコト、仕事を任してもらいたいからできないって言い出しにくい、

みたいな感じで、常にストレスフルでしたが、インド人、日本人、全ての人が親切で本当に助けられながら仕事を進めることができたなという感じです。感謝です。

ちなみにインド留学はホントおすすめです。ここはまた記事にしたいと思います。

職場におけるインドと日本の違い

職場におけるインドと日本の違いは、

業種だったり、規模感だったり、、同じような職場で比べないと何とも言えないと思いますが、私の場合で挙げてみます。

ちなみに私の就業先は日本人経営だったので、仕事の進め方みたいなのは、ほぼ日本式でした。

【給与】
・給与交渉多め
(経済成長真っ只中っていうのもあるんだろうけど、いやあなたそんな成果出してなくない?というようなスタッフもガンガンしてきました)

【マナー】
・日本人の当たり前が超絶通用しない
(授業中に生徒の隣でイヤホンしないで!とか笑笑そんなレベルでした)

【時間感覚】
・自己都合による遅刻、欠席多め
(学校とかだと本当に困る、本人的には外部要因都合で申告してくるのが厄介でした)

・定時に帰宅

【トラブル対応】
・インドあるあるの停電で教室真っ暗、wifi利用不可で授業が止まる
(数日に1度ペースで発生するので"結構深刻”な日本人と、よくあることだから"焦るな待て"なインド人とのギャップを埋めるのに苦労しました)

・自分に非がなくても自分のせいにしがちな日本人に対して、自分に非があっても外部的要因を並べて弁解する自己肯定感高めな彼らには自分の常識を考えさせられました笑

【休憩】
・頻回なチャイタイム
・インド人スタッフの昼食は、弁当 or デリバリーでやっぱりカレー率が高い!

【コミュニケーション】
・喋らな損な精神
・メール、チャットよりも直接話す方が早い
・他社への連絡もメールより電話の方がスムーズ

(他にも思いついたことがあれば随時更新します)

あくまでも個人的な見解です!

インドで得たこと

海外就職は、やはり仕事だけでなくもちろん、生活から何まで全てがガラッと変わりますねー。

物理的な環境はもちろんのこと、人間関係も、時間感覚も。

そんな中、得たものはざっくり以下かなと。

1.優秀な人、ぶっ飛んでる人との出会い
バンガロールは特に日本人が少ないので、成長真っ只中のインド市場に目をつけて飛び込んでくるぶっ飛んだ層(変わり者笑)とも遭遇しやすく、親しくなることもできます。

「日本では出会わなかったであろう人と今ご飯食べてる」みたいなことはインドに限らず海外在住で起こりやすいと思いますが、海外移住は人生をつくるといえる"人間関係"を一気に変えれるチャンスですよね。

2.次のキャリアへのステップ
私の場合、帰国後すぐに留学エージェントから仕事をもらえたのですが、これは他でもなくインド現地で同様の仕事をしていたからです。

私のようなケースに限らずインド就職もどこかしらへのステップになると思いますが、インド就職自体がまだまだニッチなので、インド起因でマッチングする率は業界によっては低いかもですね

「インド」というワードに依存せず、インドという「過酷な好環境」を味方にして、できることを増やしていくのが吉かなと。

3.賃金交渉力
先述でも挙げましたが、結構これもインド経験者が挙げることですね。私はマネージャーとして、賃金を管理していた側でしたが、期ごとにスタッフからかなり交渉されました。(この給与交渉術の見解みたいなのは別の人も解説してると思いますので気になる方はググってみると良いと思います)

私自身それまでは賃金交渉に対してずうずうしいというか、そんな気持ちがありましたが、自分の納得感と照らし合わせて交渉するのは全然ありだなと思うようになりました。

4.バイタリティありそうな人認定笑
とにかく日本人からみて、インドのイメージはハードすぎます笑

「いや、そんなにひどくないです!」「いや、これは売ってます!なんならこれもあります!」みたいな次元です本当に。

なので、インド帰りというだけで「おぉ〜、大丈夫だった?」みたいな流れで"バイタリティが高い人"という認定を受けやすいんじゃないかと思います。

だからどうなるかとかは、それ以上でも以下でもないのかなと思いますが、第一印象としてポジティブに効くんじゃないかなと笑

5.インド愛
とにかく実際にいってみて私はインド好きすぎましたね。こんなに好きになると思わなかったです。

カオスな感じ、成長途中な感じ、イメージとのギャップありすぎな感じ

人の感じ、そこでの出会い、

食事もお酒も安く美味しく楽しめるところ、

モルディブ、ドバイ、アフリカ、ヨーロッパ、、そこらへんが日本より格段に近いところ、、(もはやこれはインドじゃないか笑)

もう、最高です!

インド愛によって、それまで疎かにしていた発信活動をやってみようという新しい試みにも繋がりましたし

インドで得たことtop4.5は、ざっとこんなとこですかね。

(こちらも他にも思いついたことがあれば随時更新します)

わずか1年に満たない程の滞在でしたが、イベントが凝縮していて得たものは予想以上でした。

(写真:バンガロールパレスにて/滞在7ヶ月目ごろ)

ここからは帰国後のはなし

帰国後は留学カウンセラーに

帰国後は先述の通り、学校運営の経験を活かし留学エージェントでカウンセラーになりました。様々な国や学校情報を知ることができ"各国の特徴"や、"良い学校"とはどんな学校なのか、分かってきたと思います。

留学のトレンドにも詳しくなったと思います。

現在は留学・英会話webメディアの運営がメインワーク

留学エージェントの仕事をやりつつ、最近のメインワークはコロナの影響もあり(なんでもコロナがつきまとう笑)、英会話webメディアの運営です。執筆・編集・数字管理、このあたりをすべてやっています。

初心者ながら初めてweb担させてもらうことになり、、勉強の日々です。

web担になる前は、関連キーワード選んで、記事つくって、PV・UU確認して、記事改善して、、本当これだけの繰り返しだと思ってましたが、

実際のプロセスは想像以上に緻密で多かった

というところです。

完全になめてました、、という感じです。

引き続き勉強しつつ、退任宣告されないうちは笑、頑張ってやっていきたいと思います。

その他、現在進行中の個人的なプロジェクト

育児webメディアを始動しています。

自分の育児ナレッジと、web担ナレッジをかけあわせ、個人でもwebサイト運営を本格的にはじめました。まだまだ記事を仕込んでいる段階ですが、自分の経験を活かせるワークは楽しいですね。

というところで、今回はインドばなしを多めにキャリアの棚卸しをしてきました。そしたら自分でも最後らへんから読むのだるくなる感じになってて、申し訳なさがこみ上げてます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

ところで、

あけましたね。

おめでとうございます!!!

素晴らしき1年を。

PS.
年明けにつき、 #2020年振り返り

確かに前進した1年でした。

でもやっぱり圧倒的にライブ感が足りなかったなと。

対面だからこその、緊張感、どきどきとか

気持ちの上下はあっても、常に一定のラインを超えない、というか

どこか冷静な自分がいたような感じです。

コロナの影響で「○○がなくなった」「○○になった」とか、数年に一度のペースで受けるような報告をわずかな期間で受けることが本当に多かったですが、

そのたびに驚いてはいるけれど、その知らせがあまりにも突然かつ、あっさりしすぎていて、実はまだ前と変わらずにそこにそのまま存在してるんじゃないか?と、思えてしまうほどです。

”実感”というものがあまりに少なかった気がします。

在り続けられる物事が、どれだけ変化に適応してここまで存続してきたのか、その強さを痛感する日々です。

"選ばれる"か"無視される"か

シビアですが、

わりとこういう感覚は気が引き締まって心地良いかもです。

というわけで、グッバイ2020です。

1年が過ぎた実感もやっぱり薄く、言葉にすることで過ぎ去った日に蓋をするような感じが拭えませんが笑

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