リア@家族で北欧暮らし

オールボー(デンマーク第四の都市)から綴る、日常あれこれ。

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  • 嬉しい思い出

    クリエイターさんに弊記事をご紹介いただきました。 ありがとうございます! 大切な思い出。

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デンマーク公立幼稚園に通う子供の語学力

4歳の子供は、2021年3月末から幼稚園に通い始めました。 デンマーク語・英語、いずれのバックグラウンドもなく、日本人が1人もいない環境に飛び込むことは、とても勇気のいることだったはず。 そんな中でも、なんとか溶け込み、夏が終わる頃には先生や友人の言っていることもある程度理解し、デンマーク語のアニメもそこそこ楽しめるようになりました。 そして冬真っ盛りの12月には、自分でもデンマーク語を文章で話せるようになっていました。 1.どんなことが言えるようになった?例えば最近はこ

    • デンマークの職場

      デンマーク・オールボーにて仕事を始めてから、数か月が経ちました。 これまでとはまた違う生活リズムを楽しんでいます。 今日は、デンマークの企業で働いてみて、印象的だったことを書き留めておきたいと思います。 ひとつの企業に数か月勤めただけの感想にすぎませんが、個人的には発見の連続でした。 1.フラットな組織 上下関係を感じる場面がほぼ無く、役員であっても上司であってもファーストネーム呼び。 自分の上司からも、対等な関係性を求められていると感じます。 目標設定やフィードバックの

      • お別れ

        先日、親しかった友人が亡くなりました。 病気でした。 日本に住む方だったので、結局会えないままになってしまいました。 はじめて病気の報せを受けたとき。 わたしよりもずっと若い彼女が、まさかそんな重たい病気と向き合っているとは思わず、本当に驚きました。 そして、一体どんな言葉をかけたらよいのかわからず、黙ってしまいました。 既に十分頑張って病と闘っている人に向かって、「頑張れ」も違う気がします。 気分転換になるような話題も、彼女が話したければいいのですが、わたしから 投げか

        • 次章スタート!inデンマーク

          わたしは今デンマーク第四の都市、北ユトランド半島にあるAalborg(オールボー)という町に住んでいます。 今年の春に、デンマークで仕事を探すぞ!と決めてから、早5か月ほどが経ちました。 この5か月の間、コーチングの勉強をスタートし、実践の機会を持ちつつ、並行して就職活動も行っていました。 そしてようやく・・・ようやく! 仕事が見つかりました!(ほっ) デンマークでの就職活動は、日本と違うことばかり。 今日の記事では、デンマークでの(わたしの)就職活動体験を少しシェアし

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          7本

        記事

          初めての家族参加イベント@デンマークの小学校

          長女の通う学校で、ディナーパーティーのイベントがありました。 会場は学校の教室ですが、食事は各家庭、1品ずつ持ち寄りです。 夕方5時に集合して、7時に解散。 平日開催で、翌日も授業がありますので、クイック開催でした。 こういう時に何を持っていくか、とっても悩ましいです。。 学校からのインストラクションは、食事 or デザート、なんでもOK。 ただし、使用した食材はすべてカードに記載して持参してください、とのことでした。 (宗教やアレルギー、好みへの配慮) アジア系の人は

          初めての家族参加イベント@デンマークの小学校

          母も学ぶ

          娘が1年生になりました。 母も負けていられません。笑 *** 2023年3月から、コーチングの勉強を始めました。 コーチングは、このところ日本でも話題になることが多く、ご存知の方もいらっしゃるのではないかと思います。 わたし自身は、コーチングという言葉はずいぶん昔から知っていたのですが、経営者が使うものと思い込んでいたせいか、自分とは縁遠いものと感じていました。 また、「コーチングとは?」と聞かれても、なんとなく「いつもサポートしてくれる人」というレベルでしか理解できて

          ぴかぴかの1年生

          デンマークの新学期は8月スタート。 我が家の長女は、今年、小学1年生になります。 (*日本とは異なり、2023年1-12月の間に6歳になる子供が、2023年8月に学校をスタートします。本人の状況次第で、翌年入学となるケースもあります。) 一般的なデンマークの学校は、小学1年生はGrade 0と呼ばれ、勉強を始めるための準備クラス、のような位置づけです。 この1年間で、毎日学校に通うこと・先生のお話を聞くこと・鉛筆を持つこと・簡単な数字やアルファベットの理解、などなど、基本的

          得意なことで生きていく宣言

          「得意なことをやっている時って、実は自分では気付いていない」 という話を友人から言われました。 確かにその通りで、「得意なこと」はある意味「自分にとっては簡単にできること」。 なので、頑張ってやり遂げたかんじもしなかったり、なぜ褒められるのかわからなかったり、ちょっとした不完全燃焼もあったりしてしまうほどです。 でも、その「簡単にできること」が、誰にとっても簡単とは限りません。 それがまさに自分の「得意」。 *** わたしは今、デンマークで就職活動をしています。 ・・

          得意なことで生きていく宣言

          デンマークに来てから変わったこと

          デンマークでの生活を始めてから、2年ちょっとが経ちました。 今日は今までを振り返ってみて、「あぁ、デンマークに来てから、こんな変化があったな」と感じたことを、記録しておきたいと思います。 1.家で過ごす時間が増えた 単に、遊びに出掛ける場所の選択肢が少ない(笑)とも言えますが、休みの日には、家の中で過ごす時間が増えたなと思います。 寒い時期は、家の中でゆっくり。 あたたかくなってきたら、家の前に椅子を置いて、できる限り日光浴。 そうして、ゆったりとした時間を過ごすのがデ

          デンマークに来てから変わったこと

          続報:子どもによる悲しい言葉

          以下の記事で、5歳の長女が、幼稚園のお友達に言われた”差別的な”ひとことについてご紹介しました。 ある日突然、『肌の茶色い子(アフリカ系の友達)とはもう遊ばないで。遊ぶなら〇〇(娘)とはもう遊ばない!』と、言われてしまったのです。 その後、この件について幼稚園の園長先生と話し合うことにしました。 もちろん子どもからの”また聞き”なので、どこまで正確かどうかはわかりませんが、先生には、娘から聞いたことをありのままに伝えました。 (先生とはわたし一人で面談し、娘は同席させません

          続報:子どもによる悲しい言葉

          デンマークの赤ちゃん:お昼寝ルーティンでも運動を。

          次女が通うデンマーク保育園では、ベビーカーでお昼寝をします。 (保育園でのお昼寝の様子について書いた記事は、こちらです。小さい子たちはベビーカーの中で、ユラユラ、スヤスヤ。) つい最近まで知らなかったのですが、子どもたちはお昼寝のとき、はしごを使って自分でベビーカーに乗るそうです。 ベビーカーといっても、いわゆる乳母車タイプ。 この絵にあるように、かなり高さがあります。 はしごを上る動きは、子どもの運動能力を育むので、保育者は抱っこせずに後ろから見守るべし、ということが

          デンマークの赤ちゃん:お昼寝ルーティンでも運動を。

          子どもによる悲しい言葉

          「北欧で生活しています」と言っても、日々の生活は、特に日本と大きく変わるものでもなく。 わたしは今、お給料を頂く仕事はしていませんので、主なルーティンは子育てと家事を中心に回っています。 (ですので、わたしのnoteは子育ての話が多めです) 朝起きて、朝食を作り、お弁当を作り、子どもを幼稚園に送り、家の掃除をし、スーパーで買い出しをし、ゴミ捨てをし、子どもをお迎えに行き、夕飯を作り、シャワーを浴び、就寝準備をする・・・ 仕事をしたい、という欲(意欲)がむくむくと湧いている

          子どもによる悲しい言葉

          5歳の子どもが直面したカルチャーショック

          今回は、長女がここ最近、直面したカルチャーショックをご紹介したいと思います。 海外で生活すると、大小様々な文化の違いに接します。 楽しいものもあれば、なかなか馴染みにくいものも。。。 *** デンマークでは、親しい間柄での挨拶は、ハグが多いです。 こちらに引っ越してきた当初、当時3歳だった長女は、ハグ文化にびっくり。 なんでいきなり抱きついてくるの?? と、ハグされそうになると、スススっと逃げていました。笑 ですが、言語が上達するにつれ、デンマークの文化にも徐々に慣れて

          5歳の子どもが直面したカルチャーショック

          暗い冬を過ごすには

          今日は今年3回目の雪が降りました。 夜中に降ったので、朝から車の除雪作業。 といっても、駐車場にはちょっとした屋根があるので、後ろの窓の氷を溶かしてガリガリっとするのみ。 (これをやらずにワイパーを動かすと、ジャリジャリ!という氷が削られるような音が・・・さらに油断してウォッシャー液を出してしまうと、それが凍って、余計に見えなくなります笑) ふぅ・・・ *** 本格的な冬になり、日の出は9時前、日の入りは3時半頃。 暗い時間がとても長くなりました。 デンマークで過ごす

          暗い冬を過ごすには

          生きる場所にも選択肢があるといいな。

          デンマークは秋も深まり、もはやクリスマスの雰囲気が漂っています。 ヨーロッパのクリスマスは、国や地域、家族ごとに色々な伝統があると感じます。 スイス出身の友人は、毎年、「妖精のための家」を(お母さんが)手作りするそうです。 妖精たちは12月になると、毎晩そのお家にやってきます。 小さないたずらを仕掛けたり、チョコレートのような小さなプレゼントを持ってきたり。 妖精の姿は見えなくても、子どもたちは朝起きるたびに、妖精の残した余韻を感じることができます。 なんとも可愛らしく、

          生きる場所にも選択肢があるといいな。

          家族の形

          noteに言葉を綴っていると、こころが豊かになるような。 そんな気がします。 こころに余裕がないと書くことができないし でも、書き始めてみると、ちょっとした余裕が生まれる。 自分の状態を知る、バロメーターのような存在です。 *** さて。 デンマークで過ごしていて、よく感じることのひとつ。 それは、”家族の形”が本当に様々であることです。 結婚して、子供を持つ人 結婚はせずに、パートナーとの間に子供がいる人 パートナーの子供(前のパートナーとの間の子)とともに住んで