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続報:子どもによる悲しい言葉

以下の記事で、5歳の長女が、幼稚園のお友達に言われた”差別的な”ひとことについてご紹介しました。
ある日突然、『肌の茶色い子(アフリカ系の友達)とはもう遊ばないで。遊ぶなら〇〇(娘)とはもう遊ばない!』と、言われてしまったのです。

その後、この件について幼稚園の園長先生と話し合うことにしました。
もちろん子どもからの”また聞き”なので、どこまで正確かどうかはわかりませんが、先生には、娘から聞いたことをありのままに伝えました。
(先生とはわたし一人で面談し、娘は同席させませんでした)

こういうことが起きた場合、園ではどう対処するのか、そして親としてどう対応すべきか、を話したかったのです。

先生から言われたのは以下のポイントでした。

・子ども同士の会話とはいえ、決して許されざること。共有してくれてありがたい。
・幼稚園としては、こういう会話を耳にしたら、その場で即座に子どもに「やってはいけないことだ」と話をする。あわせて、その日のうちに当事者の親にも伝えることにしている。
・ただ、間が空いてしまうと、子どもたちの記憶も薄れており、話をしても効果がない。本件(娘の件)は、数日経ってしまっているので、あえて話を幼稚園の中でするのは避けたい。タイムリーでない説明・会話は、かえって悪い影響を及ぼしかねない(不必要に差別問題に意識を向けさせてしまう可能性もある)。
・娘には、次にこういうことがあったら、すぐに先生に話をするように伝えてほしい。
・本件は先生の間ではすぐに共有し、よく子どもたちの会話に目を配る。

ということで、今回娘が言われたことについては、先生たちは、「今回は特に何もしない(少なくとも当事者の子どもには何も言わない)」という結論でした。

園長先生と話す前は、ちょっとカッカと熱くなっていたわたしですが、先生と話してからはとても納得がいき、気持ちも落ち着きました。
たしかにこの手の話は、フレッシュなタイミングで話すことが重要。
そのとおりです。
子どもに対して、数時間・数日前に起こったことを「あれはやってはいけないよ」と言ってもまったく意味が通じない、というのは想像に難くありません。

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子どもが育てば育つほど、直面する課題の種類も変わってくるなぁと・・・身に染みるこの頃です。
今回は、多様な文化・人種が混ざる環境ならでは、の経験でしたが、これから最初の!?思春期もやってくるはず。
もうすぐ小学校も始まりますので、ドキドキワクワクです。

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今回もお読みいただきありがとうございました!Tak!

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