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3種の歌姫論

私にとっての歌姫は、1998年デビューの3名。宇多田ヒカルさん、椎名林檎さん、(以下敬称略)浜崎あゆみさん(以下ayu)。この3名の中で誰が?という質問は愚門。3名をこの当時からずっと心の支えとし、そして今でも変わらずにソウルフルな存在。

3名がデビューした当時、私はayuのような格好をし、椎名林檎の歌を歌い、宇多田ヒカルを崇拝していた。ayuのファストファッションはリーズナブルだったから。椎名林檎はキーと声質・声量の相性がよかったから。宇多田ヒカルは存在として衝撃的であり、生命体としての興味が無限で研究欲が増したから。

え?本当に好きなの?

と思われて当然の表現で恐縮なんだけど、3名をデビュー当時からずっと心の支えとし、そして今でも変わらずにソウルフルな存在(2回目)。

私から見た3人の共通点は『哲学』で。これがすべてで、結論はコレ。これ以上話すことはないくらい。

三者三様、それぞれの哲学があって、それぞれがとても素晴らしい。まあ、アーティストやデザイナー、ブランドってそういうもんなんだけど。ただ、自分の言葉にこだわってよくぞ世に出し切ってくれた!という尊さが計り知れない。ayuも歌詞は自分で全部書いているっての、意外と知らない人が多いから改めてここに置いておく。

音源も世界観も大変すばらしいけれど、とにかく私にとっては『歌詞』に表現された、光と闇の哲学こそがすばらしい。私にとっては、共感ではなく、思想に惚れているという方がしっくりくる。

デビューから25年。その間に3人の歌姫に襲ったスキャンダルやゴシップは計り知れない。しかし私は一度も流されない事はもちろん、動揺すらしたことがない。正直、アーティストのプライベートには興味が薄い。

何がどう事実でも、いや、事実かどうかすらどうでもいい。もともと噂話にまったく興味がないのもあるけど、彼女たちの哲学が私を支えてくれているという事実以外は、「さすがに人間だからね、いろいろあるでしょ。」くらいにしか思わない。

容姿や声に対する世間の声が年々、これからもどれだけ冷くなろうと、「まあ、人間だということだね。」と思う。サイボーグとして永遠に哲学を生み続けて欲しい、とは思わなくはないけど、サイボーグだったらこの哲学は生まれないだろうから人間だということで深みが増すから仕方ない。

共通点が『哲学』だとして、あとはそれぞれにそれぞれを推す理由はある。でもそれはまたいつかどこかで。シラフではここまでが限界。

この先は、いつかワンチャンあれば呑みながら話す所存。とりま推しの謎が解けたら幸い。

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