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【ミニレポート】「手放す経営を学ぶ会〜最新のティール的組織の実践事例が分かる!〜」

はじめに

手放す経営ラボラトリー(※)が主催する、
「手放す経営を学ぶ会」が11/5(木)の夜に開催されました。

手放す経営ラボラトリーとは?
「手放す」をキーワードにした、次世代の経営や組織づくりを研究するラボ。このサイトはティール組織やホラクラシーなど、国内外の最新の組織の事例の紹介。また次世代型の組織づくりを実践している企業の取材や経営者、各界のスペシャリストとの対談などを配信するwebメディア&コミュニティです。

私は主催側で関わっているので
勝手にプチレポートをお届けします。

軽く内容のご紹介

記念すべき第1回目である今回は
約20名近くの方が集まりました。

業種は、
マッチングプラットフォーム、結婚相談所、学習塾、
シェアハウス、体感型イベント・謎解き、歯科医院、
ビルメンテナンス、エステサロン、介護、観光業、
専門学校などなど実に様々。

全体の流れとしては、ㅤ
(1)手放す経営ラボ所長の 坂東 孝浩 さんからの事例共有
(2)日本型ティールの第一人者の 武井 浩三 さん の話題提供
(3)少人数のグループに分かれて対話
(4)終了後、有志で懇親会
(全てオンライン)
という構成です。

それぞれのグループでは
・上場とティール化
・シフトは一気に進めるのがいいのか、段階的がいいのか
・進化型組織へシフトしていきたいが社員が反対している、
どうしたらいいか
・自身の価値観に合う経営をいかに実現しているのか

といった話題が出ていました。

私の感想

私が素敵だなと思ったのは、
経営者の皆さまのリアルタイムの取り組み・悩みが共有されていたこと。

進化型組織は、そうなるための原則たる要素を
武井さんが「インフラの3要素(※)」として
自然経営研究会の共同設立者である山田裕嗣さんと
まとめあげられました。

※インフラの3要素
・情報の透明性
・力の流動性
・感情と境界の開放性

武井さんはこの3要素の純度を高めていくと、組織が勝手に自己組織化していくと言っています。また、この要素を高めていった結果、ティール組織で紹介されている、「自主経営」「全体性」「存在目的」という3つの特徴が生まれてくると捉えています。
(書籍「自然経営」参照)

この3要素を整えることによって
実際にどのような組織の形態になっていくかは千差万別です。

1つの正解はなく、その経営者・事業・社員に
とっての最適解しかないからこそ、
試し続けるしかありません。

だからこそ、
リアルな葛藤・悩みを共有できる場があるというのは
その道を前進し続けるために大切なことですね。

また、
手放す経営にまつわる様々なメディアや場を通じて
生まれた出会いが参加された方の新たな道に繋がった
という報告もありました。

この会ができたことでそういった触発が
見えるようになり、ますます起こるようになる。

そんな可能性を感じました。

手放す経営ラボが開発した、
組織の進化を生み出すプログラムDXOというものがあります。
 
このプログラムの基本思想の1つに、
「組織の変容は成長の延長線上にはない」
という言葉が書かれています。

これは私の解釈ですが、

成長は言葉にできることが起点になっていて、
変容は言葉にできないことが起点になっている。


だからこそ、
今の時点で言葉にできることを頼りにしても
起こるのは変容ではなく再現である
ということ。
 
言葉にできないこと、とは
「何か気になる」「何か嫌だ」「何かいいな」
ということです。

経営者の方が本音で、
感化・触発しあう場はこれらの「何か・・・」が
たくさん生まれる可能性の場だなぁと感じました。

一度として同じ内容の会はないので
ぜひ何度も繰り返し参加されることをオススメします。

次回は、12月14日(月)の20:00から。
9名以上の組織の決済権者限定となりますが、
オンラインで無料で参加いただけます!
 
お申し込みはこちらから。

おまけ:オススメ「進化型組織、実践企業へのインタビュー動画」

日本におけるティール(進化型)組織と言えば、IT系が多い印象ですが
店舗型ビジネスで組織の進化を実現された経営者がいます。
 
その方へのインタビューをまとめた動画がありますので
気になった方はぜひ見てみてください。

【スピーカープロフィール】
片桐拓也さん
株式会社TXT代表。中部地方を中心に中古ゴルフ用具の買取・販売、貸衣裳、質屋、こども写真館、リサイクルショップ、宅配買取事業、二次会・イベント・ゴルフコンペ景品、結婚相談所、訪問治療院など15事業、約54店舗を経営。社員数はグループで188名、パート・アルバイトで167名の全事業合わせて355名。
これまで20年以上、経営者としてあらゆることを考え尽くし、手も尽くしてきたけれど、なんか違う。なんかうまくいかない。と悶々としていた。そんな時、書籍「ティール組織」と出会い、衝撃を受け、自社をティール組織化すると決意。

・その1(18:30)

その2(22:08)

※おまけのおまけ

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組織を進化させるプログラム「DXO」の無料ダウンロードができる、
オンラインコミュニティはこちら。


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