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Netflixでパレードを観た 想いの表現方法

◾️映画「パレード」は死者と生存者の想いを考える


先日は長澤まさみさん主演の映画、
「パレード」をNetflixで観た

Netflix公式ページより出展

Netflixで「パレード」を検索すると上記のようなページに移る
映画の説明にあるように、大災害によって命を落としてしまった女性が、
世に未練を残した者たちと一緒に「未練」を解消すべく動いていく物語

災害や自殺、事故や病気などいろんな理由で死を遂げた人々の、
生前に残した未練

そんなやり残した人が集まる場所で
大切な人との未練を死者側として見守る

命について考えられるし、死後の世界でも
成仏できない人という概念を「未練」という形で表現する描写と、
キャラクターのそれぞれの人生の向き合いかた、そこで出会う仲間の関わり方が、とても素敵な映画であった。

今ある命について考えるきっかけになると思う。


死者の未練と残された人たち

人は死ぬ
それは寿命や事故などいろんな場合があるが、
いずれ生まれた人に必ず訪れる場面である。

死後の世界は誰にもわからないからこそ、
お化けで表したり、星になったり、天国に行ったり地獄に行ったり
いろんな形で死語を想像する。

今回の映画では、未練を残した人は成仏せず、
現実世界に見えない存在として存在する死者で表現されている。

今この瞬間のリアルに死者として存在する
生きている人からは見えないし、声も届かない
ただいるという存在
死者からは声が聞こえる状態

死者が残された家族や友人、恋人の元へ行くと
そこには自分の仏壇があり、死を乗り越えた人々の声が広がる

死を乗り越え新しい人生を歩んでいることへの喜びと同時に
今自分は死んだ存在であるということに直面する悲しみ

なんとも言えないきもちを俳優が見事に表現されていて、
私も観ていてすごく複雑な気持ちになった。


最近思う、どんな人生を歩みたいかと考えると同時に
どんな死に方したいかなーと


この映画を観て改めて思ったが、
死ぬ時は大切な人に囲まれて逝きたいなと

突然の死は死者も、残されたものも唐突すぎて
やはり悲しい

そして、今生きているうちは
人生を十分に生きていると思えるよう日々しっかりと生活したいと改めて考えた。

そんな命について考えられる素敵な映画でした。


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