春はお引越しシーズンですね。
リモートワークも定着して、OFFICEへのアクセス中心に住まいを考えなくてもよくなりました。場所や住まいの自由度も高くなりました♪

これを機にお家が欲しい！自分の仕事スペースほしい。
とはいえ、資金が～。ローンも抑えたい～ってことはないでしょうか。

私がそう思ったのは、２５年前。長女の病気を機に退職して、依頼された仕事は名古屋市内じゃなくてもできる、だけど部屋が狭い！と思ったのがきっかけ。しかし、お金が～～。
でも、お気に入りの家が何とか建てられました。２０代でした。
どうして、無理ない額と期間のローンで実現できたのか。
ポイントを２つお伝えしますね。

１「我が家コンセプト」を決める

色々と事情があり、注文住宅で新築することになりました。
親からの融資や、遺産分与もないので、まったく夫と私の貯金とローン頼み。
だから、「できる限り、予算低めにしよう！」が合言葉。

設計図も自分たちで引きました。
で、外壁を決めようとしたとき、衝撃の一言が！
「薄いベージュですか、いいですね。白サッシと馴染みますね」
「えっ！！。まって～。サッシは黒にします」
「あ～そうですか。となると〇〇万円高くなります」
「ちょ、ちょっと、そんなに高くなるんですか？」

サッシの色替えは、１階２階そして玄関ドアと統一した色変更になるので、結構なお値段になることが分かりました。いったん持ち帰って夫と協議。

「予算外だ。出せないね。うーん白にしよう」
「白か～」それまでのお家イメージが、ガラガラと。

ならば、ならば、これしかない！

白サッシが一番似合う、外壁にする。

そして、濃い青色（色名は忘れましたが）に決めました。

この瞬間、「アメリカンホームっぽい家」にするコンセプトに決定。

アメリカンホームなんて多分立てたことのない、住宅メーカーの人も
「いいんですか？」
びっくりしましたが、とにかく
「これで行きます！」

で立ててみると、「よし！」その外観は結構気に入りました。

周囲からは、引っ越し後も
「〇〇メーカー（輸入住宅）で立てたの？」
って言われることが多かったのですが、フツーの安価なメーカーさん。

家具なども安価でありながら、後から自分たちで色を塗り替えたりしてどんどんアメリカンテイストを増していきました。

コンセプトを決めると、予算内でも納得するお家になります！

２．「一生モノ」と考えない

家を建てるとき、決めるとき、一番縛られるのは
「一生モノだからね」
ではないでしょうか。

そういわれると、
・和室も作ろう
・年取った時のために、エレベーター作ったら（本気で言われました）
・「土地」も、単価高い利便性の良い場所にしよう
とかなりがちです。

つまりは、お金がかさみます～～

でも、それって本当？一生って何歳まで？

「もう、それ、考えないことにする」
と決めました。

とにかく、子供が２０歳までを過ごせる家にしよう！

子どもも出ていく可能性もある。
夫の転勤もあるかもしれない。
親の介護などで、住居を変える可能性もある。

３０年後は考えられない。

なので、子供が育つまでの家。

ですので、子供部屋もちょっとお安めでも、明るい壁紙。
お風呂も、高機能じゃなくていい。
二人とも、まったく同じ広さの部屋と建具と設備。
（カーテンは、同じ生地だけど色だけ変えましたが）

複雑さを排除することも安価にするコツでした。

お家は、大事。そして、お金もかかります。
お家は育てるもの。
建てた後に、手を入れることで愛着も増します。
お金に上手に応援されながら、「よし、これ！」と思えるお家を立てられることを応援しています。

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