ただの愚痴だがモヤモヤするので書いてみる。

私は父について、どこか絶対おかしいのでどうおかしいのか知りたい、と思っていた。
パーソナリティの障害？発達障害？似たような特徴を持つ人についてそれぞれの症状について色々と調べてみたりした。
が、家族のせいで困った目に合っている人のこの願望が叶うことは基本ないらしい。保健福祉センターの保健師さんが言っていた。
診断をするためには本人の意思がなければならず、大抵困っているのは周りで、本人の意識としては全く困っていないし問題意識もないから、結局どうにもできないということ。だから、周りは本人を見捨てるのが一番なんだと。これはこれで、困難を抱えている(はずの)人が社会から見放されるしかない構造になっているのが冷たいなと思う。

ちなみに父は精神科で認知症の検査は受けてくれた。認知機能について、脳の状態に全く問題なかったそうだ。この際、発達障害についての検査はできないのかと相談したら、即断られた。
後に保健師さんに教えていただいたが、本人の年齢が若ければまだ検査を勧められる可能性はあるが、父のような還暦過ぎたような人は、検査をしたがらない医師が多いとのことだった。
納得いかなかったのは医師の言葉選びで
「今更こんな歳で検査して何になるわけ？」
認知機能の検査で問題なかったことと、この言葉によって父は満足したようで、検査結果に問題がなかったのだから自分には問題点はなく、すなわち今までのDVも問題のない行動であり改める必要はないというふうに認識されてしまった。家庭内での私と母の立場は一層悪くなってしまった。

また、病院についてもう一つ納得がいかなかったのは、看護師から「あなたはとても傷つけられて危うい状態だから、あなたが病院に掛かりにきませんか」という提案をされ半ば強制的に予約を取る状況になったものの、いざ予約当日病院に行ったところ、医師より「根本原因が存在しているままなんだから、あなたがここにきたってなんの解決にもならないでしょ」とのことだった。それで2000円。2000円でその一言をもらうくらいならちょっといいランチでも食べたほうが気持ちが救われた気がする。予約を撮らせた看護師については正直少し根に持っている。