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「東ロボくん」が東大合格を断念した理由についてChatGPTとBardに聞いてみた結果

今日本では、外国企業の作ったChatGPTやBardが注目を集めています。

日本はこの分野で遅れているのかなと考えていたら、ふと「東ロボくん」のことを思い出しました。


東ロボくんとは

東ロボくんとは、2011年から始まった日本の国立情報学研究所を中心としたプロジェクトでつくられた人工知能の名称です。

2021年度に東京大学に合格できる能力まで到達することを目標としていました。

2016年には地方国立大に合格できるだけの能力に到達。しかし、目標まで残り5年を残した段階で、東京大学合格を断念しています。


素朴な疑問

素人考えですが、東大合格を断念せずに突き進んでいれば、ChatGPTやBardをはるかに上回る人口知能を、日本が開発できていたのでは?

なんでやめちゃったの?そんな素朴な疑問が頭に浮かんできてました。


早速ネットで検索してみました。しかし、東ロボくんに関する考察に関する個人の記事はうまくヒットしませんでした。

触れちゃいけない系の話なのかな?と思いつつ、気になって頭から離れないため記事を書いてみることにしました。


「このままだと本当に東大に合格できる人口知能が完成してしまうことが実は分かってしまった。それはまずいから断念したのでは?」というのが私の思いついた仮説です。

ネットにあまり情報がないため、ChatGPTとBardに質問してみることにしました。


質問:東ロボくんのプロジェクトはなぜ2016年に東大合格を断念したのか教えてください。2021年までのプロジェクトで2016年の断念は判断が早すぎると感じ不可解です。

Bardの回答

東ロボくんのプロジェクトが2016年に東大合格を断念した理由はいくつかあります。東ロボくんは、2015年の大学入試で文系に合格したものの、理系の受験科目に対応できていなかった。
東ロボくんの開発にかかる費用が莫大になっていた。
東ロボくんの開発に携わっていた研究者の一部が、東ロボくんの将来に疑問を抱いていた。


2021年までのプロジェクトで2016年の断念は判断が早すぎると感じるかもしれません。しかし、東ロボくんの開発に携わっていた研究者たちは、東ロボくんが東大に合格する可能性は低いと判断したのでしょう。また、東ロボくんの開発にかかる費用も莫大になっていたため、プロジェクトの継続が困難になっていたことも理由の一つと考えられます。

東ロボくんのプロジェクトは、2016年に東大合格を断念しましたが、その後も様々な研究開発が行われています。東ロボくんが将来どのような活躍をするのか、注目していきたいですね。

Bardの回答

もっともらしく答えてくれました。しかし、内容は怪しいです。また東大合格をなぜ断念したのか、この答えでは納得できませんでした。続いてChatGPTにも聞いてみました。

ChatGPTの回答

東ロボくんのプロジェクトが2016年に東大合格を断念した理由について、正確な情報が公式に発表されていないため、私が提供できる情報には限界があります。しかしながら、報道によると、当時の東京大学の入学試験の内容や難易度が予想外だったため、東ロボくんのAIシステムが対応できなかったとされています。

一方で、2016年当時と2021年現在では、AI技術の進化によって、東ロボくんのAIシステムも向上している可能性があります。しかし、プロジェクトが当時継続された場合、成功するとは限らなかったと考えられます。AI技術は、進歩が早く、新しい課題に対処するためには、継続的な研究開発や改善が必要です。

したがって、プロジェクトの継続・中止についての判断は、当時の状況やプロジェクトの目標、開発の進捗状況に基づくものであり、時間的な側面だけで評価することはできません。

ChatGPTの回答

こちらも、 もっともらしく答えてくれました。しかし、内容はやはり怪しいです。難易度が予想外、それはないでしょう・・。

東大合格をなぜ断念したのか、この答えでもやはり納得できませんでした。


結論

東大合格を断念せずに突き進んでいれば、ChatGPTやBardをはるかに上回る人口知能を日本が開発できていたのでは?

なんでやめちゃったの?

そんな素朴な疑問をChatGPTとBardにぶつけてみました。結果は残念ながら、納得できる回答をえられませんでした。

案外、空気を読まず面白い回答をしてくれるかな?と期待していたのですが・・・。

今のところ、ChatGPTなどの対話型AIをうまく活用できたのは、文章を「断定調」から「ですます調」に変えてもらったこちらの記事だけです。


質問の仕方がまだ良くなく、納得できる回答が得られないのかもしれません。

今後もAIは発展してくのは間違いありません。今のうちに使いこなす能力を高めることは非常に重要だと思っています。

ぱっとした結論のない記事になってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 





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