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おすすめの本『なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?』

今回ご紹介したいのは志賀内泰弘さんが書かれた『なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?』です。

■この本をおすすめしたい方

掃除のモチベーションを高めたい方
人生を変えたい方
元気の出る本を探している方、にこの本をおすすめしたいです。


■この本を読んで私の人生は変わったか

この本のタイトル『なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?』はつまり、掃除をすると人生が変わる、というメッセージです。

この本を読んだ私の人生は変わったのか。 間違いなく変わったと思います。

この本を読んで掃除をしたくなりました。そして、掃除をした効果、以前より気付く力が高まったと感じます。

私は子供の頃から気が利かないと言われることがよくありました。 それが自分でもいやでした。

例えば何か行事の準備をするときです。周りの人は自分でやることをすいすい見つけて動いているのに、何をしたら良いのかわかりません。

それが掃除をすることで 、この場面で何をすべきかが分かるようになり、自分から動けるようになりました。気付く力が高まったためだと思います。

■なぜこの本を紹介しようと思ったか

この本を初めて読んだのは10年くらい前のことです。 その本を今になってご紹介するのはなぜか。

理由は2つあります。

1つ目は 今までブログなどをやったことがなく、誰かに伝える場が自分になかったから。

2つ目は、最近、子育ての中でこの本のおかげで、とても良い事があったからです。そのことについて書いてみたいと思います。

■子育てでの出来事

年末年始をきっかけに子供が十二支にはまっています。 子供は工作が大好きです

先日、十二支の動物、全部のお面を作りたいと言い出しました 。猫のお面も作りたいらしく、「合計13個のお面を作るから手伝って欲しい」というのです。

子供は工作は好きなのですが、次から次へと興味の対象が変わります。 13個のお面を最後まで作ることなどできるのだろうか?と私は思いました。

そのため「そんなの無理だからやめておいた方がいいよ」という言葉が口から出そうになりました。

その時思い出したのがこの「なぜ掃除をすると人生が変わるのか」に書かれているエピソードです。

この本はストーリー仕立てで掃除の重要性を教えてくれる本です。その物語のなかで、ある幼稚園児のお絵かきの話が出てきます 。

その登場人物、 龍くんは動物が大好きです。動物図鑑に出てくる動物を真似して、お絵描き帳に一体一体書き始めます。

他の子はいろいろな絵を書いている中、龍くんだけは「図鑑にのっている動物全部を描くんだ」と言って毎日動物だけを書き続けます。

その図鑑には動物が数百種類紹介されています。 ですので周りの大人も、いつか途中で飽きるだろうと思って見ていました。

ところがその龍くんは最後まで飽きることなく、数百種類の動物を全て描き上げてしまったのです。

子供がお面の工作をしたいと言い出した時、私が思い出したのはこのエピソードでした 。

この本のストーリーは、実話をかなり取り入れて作られたものだそうです。似た出来事を著者の志賀内泰弘さんは見聞きされたのかもしれません。

いま自分の子供が作りたいと言ってるのは、数百に比べればはるかに少ない13 個のお面です。

だったら無理だなんて言わず、様子を見守ろう。もしかしたら、子供にとって始めたことを最後まで続けるという大事な機会になるかもしれない。

そう思いました 。最初に思った「全部お面を作るなんて無理だよ」という言葉を飲み込み、「じゃあ作ってみよう」 と声をかけ、一緒に十二支の動物のお面を作り始めました。

私はたまに顔を書くのを手伝うだけでした。他の家事をしながら一日を過ごしました。子供は朝から工作を始め、夕方には 十二支、そして猫のお面が出来上がってしまいました 。


一番上がねずみ。時計回りにうし、とら・・と並んでいる 真ん中が猫


子供の集中力に驚かされました。子供のやることにダメだと言ってしまいがちな私ですが、今回はこの本のおかげで子供の やりたいことを最後まで見守る事が出来たのでした。

■おわりに

この本は掃除に関する本です。今回 本を紹介してみようと思った一番のきっかけは、子供の工作という掃除に関係ない出来事でした。

それをどう表現したら良いものか、悩みました。書こうと思っている項目をメモに書き出したものの、いざ文章にしようとすると、なかなか進みません。

そのため、最近試している音声入力でベースの文章を作ってみました。するとなんとか文章ができました。

考えていることがどうしても文章で整理できない。そんな時、音声入力は有効かもしれません。

脱線してしまいましたが、この本は掃除を通じていろいろなことに気づかせてくれる、とても良い本だと思います。

この本のまえがきにあるとおり、掃除を始めたくてしかたない状態になれると思います。



最後までお読みいただきありがとうございました。


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