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友人にお詫びと自分の今の正直な気持ちを伝えた。
「全然だめだった。ごめん。今回大学を受験することはあきらめてもう一度やりなおそうと思う。」と

友人からは「走り続けろ」と。

高3のときの担任にも連絡した。
担任からは「2浪しても難しいんじゃないか」と言われた。
教師という存在がますます嫌になった。

親には、「ごめん、もう一度だけチャンスが欲しい。来年は必ず花を咲かせるから」とお願いした。
怒られるかと思ったが、思うようにやればいいと言ってくれた。
両親が一番つらいだろうなと申し訳なくなった。

やるしかない。

無理だろうとあざ笑うやつらを見返すために。

いや

応援してくれる人の期待に応えるために。

人は必ず変われるんだ。

ゼロからの、いや、マイナスからの逆転劇がいま幕を下ろされた。
つづく
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