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末っ子長男を懐妊した時の話し。

私のうちは女系で、私自身も四姉妹の末っ子であり、姉妹の子供も姪っこばかり。
昔、母が家にいると突然女性占い師がやってきて
「前世で女性を裏切った男性がいて、その裏切られた女性の怨念が今も続いている。
この家系の男性は早死にか、生きていても
ろくでなし。」
「この開運の印鑑を買うと良いですよ。」
と、ハンコをすすめられたらしい。

そもそも、突然やってきた謎の女性を何故すんなり受け入れて占ってもらったのか?
…まあ、でも母はちょっと危なっかしいところがあるから受け入れ態勢は想像できてしまう。
昔は訪問販売は割りと頻繁に家庭訪問していたし、カゴを背負った年配の女性なんかも何か売りに来ていた時代だった。

「またお母さんはそんなもの買って!
騙されてるんだよ!」
なんて怒っている姉もいたけど、無事に印鑑は手に入れることができた。

次に男児が生まれた時が、
「末代まで祟る!」と言っていた女性の呪いが解けた時だ。と言っていたらしい。

そんな事はすっかり記憶になくなった頃。

なんと、私のお腹に男の子ができたのだ❗️

「う~ん。やっぱり付いてるね。」とDr.。
「へぇ~。…で?なにが?」
3人目の懐妊で、Dr.とのやりとりもなんだかゆるくなってしまい、うっかり聞き流すとこだった。何か付いてる。…何か付いてるってことは!!
私たち四姉妹からスタートしたとしても、
12人目にしてようやく
「男の子が我が家系にやってくる!」
というビックリ仰天な大ニュースだったのだ!

後日、母と姉妹で
「呪い、解けたんだね。」と
ハンコ屋さんの占いが甦った。

あれから16年。
うちの末っ子長男は我が家に明るい光を降り注いでいる。

前置きが長すぎてしまった。
ほんとは息子との買い物の話しを聞いてほしかった💧

買い物の時の話しは次回にします!

良かったらまた読んで下さい!

ここまで読んで下さりありがとうございました🙇💨

※生きていてもろくでなし。と言われてしまった叔父さん、従兄。頷けなくもないけど、みんな面白い人たちでした。

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