営業という仕事をはじめて４年がたちますが、営業する立場、される立場を経験していく中で、この営業マンはよく顔をだしてくれるけど、正直鬱陶しいなと思う営業マンとよく顔をだしてくれて熱心な営業マンだなと思う営業マンがいます。
この違いは何だろうなと思い、自分の考えを書いてみました。

■しつこい　とは

まずしつこいとは何なのか。
私が今までにしつこいなと思った事をプライベートも含め考えてみました。
■仕事
自分が忙しい時に何度も不要なことで呼ばれる。
一度営業を断ったのに感覚を開けずに頻繁に連絡をしてくる。
同じ話をなんどもされる。

■プライベート
昔の事を引っ張り出されて何度もグチグチ言われる。
行かないといったイベントに何度も誘われる。

■熱心　とは

次に熱心とは何なのか
私が今までに熱心だなと思った事をプライベートも含め考えてみました。

■仕事
お客様のために何ができるかを真剣に考えている時
営業マンからより良い提案を受けたとき

■プライベート
趣味に没頭して夢を語ったとき
親身になって話を聞いてもらった時

■しつこいと熱意の違い

私の経験から、しつこいと熱意の違いは心のベクトルにあると思います。
営業をされてしつこいと感じる時には、心のベクトルが自分に向いているのだと思います。心の中では、焦りや不安など自分の立場を守りたいという
気持ちが全面に出てしまうとそれはしつこいに変わってしまうのではないかと思います。

逆に営業をされて熱心だなと感じる時には、心のベクトルが相手に向いているのだと思います。心の中では、相手の為に何かできる事はないだろうか。
相手が喜ぶ事をしようという気持ちが全面に溢れているとそれは熱意に変わっていくのではないかと思います。

■まとめ

私も営業をしていく中で、『ノルマを達成しなければ』という焦りや
『来月の売上目標に近づけない』という不安は常に抱えているものです。
ただ、それはあくまでも自分の事。お客様の課題解決のお手伝いをさせて
頂き、その問題を解決し喜ばれ、小さな信頼が積み重なり、それが売上に
繋がっていくのだと思います。
今回の気づきを営業活動に生かし、お客様と共成長していけたらと思います