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宝塚のパワハラ報道について思うこと

雨の祝日で、すごく寒いですね。

この間の半袖でもいい日からの気温の変化に身体が追いつかないですね。


今、近所のカフェに来てコーヒー飲みならが携帯を見たら、Lineニュースに宝塚歌劇団の劇団員の方がお亡くなりになった件、劇団側がパワハラを認めたというニュースが載っていました。

中学生の時、姉が最初にハマった宝塚。

一緒にテレビで舞台の映像を見ながら、私もあの華やかな世界に魅せられたone of 乙女でありました。熱狂的なファンということではなくなったけど、今も機会があれば観劇したいなぁと思うし、「宝塚」というキーワードを見るとついつい見てしまう程度のファンではあります。

私がハマっていた頃の宝塚のスターは、今は芸能界で女優さんになっている天海祐希さんや真矢みきさんあたりでしたね。

今回のパワハラに起因されるとする一連の報道で、もちろん被害者で亡くなられてしまった方、そして、おそらく報道からするとこれまでも発生していた可能性があるパワハラ。

人事としてもパワハラは、会社組織運営の中で、健全な職場作りという意味で、常に神経を尖らせている分野です。

私自身もこれまで、パワハラについては、何件も相談や、解決に向けて携わった経験があります。

もちろんケース毎に状況は異なるし、今回の宝塚の件は、あくまでも報道されている情報という二次情報なので、私が何かを判断できる立場にはありません。

ただ、歴史ある組織の中での受け継がれてきた教育、伝統という文化の中で
知らず知らず組織の中にいる人たちも「それが当然」と外の世界からするとおかしいと思うことも、疑われることもなく事実になっていた許されていた行為があったのだと思います。

閉じられた世界で、繰り返し繰り返し重ねられていく行動。

最初は違和感を感じても、ずっとその中にいたら、いつしか「それが普通」になって、違和感する感じなくなり、いつしか、それがその組織で生きる方法として、自分でも取り込んでいってしまう。

受け入れられた人は、それを「正」として、継続、強化していくし

受け入れられない人は、その組織から離れていく。

離れる時に、何らかの強制終了(身体やメンタル不調)の人もいれば、

価値観の違いという形で所属する世界を自ら変える選択をする人もいる。


今回は、遺族側が声を上げたことと、ハラスメントというものを許容しない風潮が当たり前になった時代の変化、そしてSNSの普及により一般大衆が情報へのアクセスが容易になっていることで、閉じた世界に対して新しい風が入り込む大きなきっかけになった出来事だったと思います。

あれだけたくさんの人を魅了し続けられる組織なのだから、ぜひこれからもたくさんの人に夢を与え、輝き続けていく組織として頑張っていただきたいと思います。
チケット争奪戦と思ういますが、また、生の舞台を見に行きたいなと思います。


今、どこの会社も組織も「企業文化の変革」のキーワード掲げています。

コロナ禍を通じて、個人の価値観が変化し、個人の(社員の)声を無視した働き方をする企業は、選ばれない企業として市場での戦闘力を失い、優位性を失っていく。

個人が輝く世界になっていくとスピリチュアルの世界でも言われていますが、本当に時代が変わっていっていますね。

大切にしていきたい文化は残しつつ、新しい変化を取り入れながら、時代の進む方向に沿った世界になっていくといいし、そんな素敵な会社がたくさんできることで、たくさんの人が幸せになっていく優しい世界になって欲しいなと思います。

写真は、会社で記念日を迎えたら、後輩ちゃんが「おめでとうございます!」とお花とケーキをプレゼントしてくれました。

(慌てていたので、写真のブーケが上下逆さまで撮影してしまった。。。)

読んでいただいてありがとうございました!

暖かくしてお過ごしくださいね。

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