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「一心同体だった」(山内マリコ)を読んで、活動したくなった。

 私はほぼ誰にも気付かれない程度に活動家だ。

 このごろ気に入っている取り組みは、図書館で本の購入希望を遠慮なく申請すること。
 自分が読みたい本を地元図書館が購入していないとき、購入希望申請すると希望が通ることがある。後日、その本をほかの誰かが借りていると、地元の文化を自分好みに育てているような気分になったりする。

 先日、図書館で山内マリコ著「一心同体だった」を借りて読んだ。「わたしたちの平成三十年史」と紹介文にあって、平成を全部生きた女性である私は全てのエピソードに共感した。
 読み終わって思ったことは、ぜひ男性に読んでもらいたいということ。その作戦は、春休みで少しヒマしている息子たちの誰かが手に取れるように、部屋に置いておくこと。

 私はほぼ誰にも気付かれない程度に活動家なのだ。