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週刊文春1月19日号を振り返る(南アジア地域研究が専門の中島岳志教授編)

 中島岳志教授。週刊文春では、サイババの生まれ故郷であるプッタパルティ村が寒村から巨大な聖地となったことを解説。
 その時点では寡聞にして「誰?」という人だった。その後に映画「RRR」、「ガンジー」を観た影響からインド独立運動関連の情報を探すうち、たびたび出てくる人となった。

 ある本では、「近代日本のアジア主義とインドを結ぶ架け橋となったインド独立運動の志士に光を当てたのは、気鋭の政治学者、中島岳志。」とある。週刊文春の取材先はしかるべき人のようだ。実質的デビュー作という「中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義」は読んでみたい本。新宿中村屋のカレーは日本に来たインド人のボース(本書主人公)が生み出したとは知らなかった。