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【ネタバレ有】SEED FREEDOM感想

映画観てきました。
率直な感想として神。作ってくれてありがとう。生きてて良かった。と思いました。

余韻が凄まじく、熱が冷めないなか気になった部分や思ったことをひたすら書いていきます。
(追記もするかもしれません)

⚠️以下ネタバレ注意です。未視聴の方はブラウザバックして下さい。


気になった、驚いた点

キャラデザ、戦闘描写

公開前まで女性キャラが口紅が濃ゆかったり、襟長くない?と少々の不安がありましたが、杞憂が過ぎました。
違和感を感じるどころが、いい感じに大人びた雰囲気になってました。
戦闘描写もCGとの使い分けが素晴らしく、令和の作品としても最高傑作の戦闘描写だと思います。

ちなみに、終盤、レクイエム防衛の艦がミサイルを発射するシーンはおそらく使い回しでしたね。まさかSEED名物使い回しを最新作でも拝めるとは…(褒め言葉)

開幕デストロイガンダム

シン、キラにとっても最悪の思い出しかないサイコガンダム。
Destiny時代はキラも手こずっていたが、今回は二度も1人で撃墜。キラの戦闘力と機体性能が向上している事を開幕からしっかり示してきた。

シンのイメージ

Destiny後のシンとキラ、アスランの関係性について私はスパロボ大戦(Vとか)のイメージが強く、反抗的なイメージでしたが、
作中でのシンは、完全にキラを慕う少年でした笑
キラに後方支援を指示されると拗ねるし、艦を守る大事な役割を任されると活き活きしてて完全に少年で笑いました。

フリーダム強奪未遂

作中で描写が無かったが、見てみたい。

キラ達の敗北

キラ、シン、マリュー指揮のアークエンジェルが洗脳や思考を読まれる能力と圧倒的性能と物量により敗北、撃破されました。
キラは、まさかのズゴックで参戦したアスランに、シンはヒルダに、アークエンジェル乗員はメイリンに、マリュー艦長はフラガに救出され生還
キラ達が作戦の邪魔だからという理由で、キラ達のいた場所と攻撃の理由作りのためだけに市街地に核撃って全市民を街ごと消し去ってしまうこの世界やっぱり狂ってる。
この核のシーン見た瞬間、そんな事平気でやる世界が今回の映画一本で全部まるまる解決エンドは絶対あり得ないなと確信しました。

カズイ、バルトフェルド再登場

それぞれワンシーンでしたが、カズイに関してはSEED脱退後一切音沙汰無かったので、登場は嬉しかったですね。

キラの戦闘

時代が進んで、ナチュラルもコーディネーターも高性能のMSや戦闘機を使用できるようになった影響もあると思うけど、不殺を貫いていたキラが今作では機体を破壊するシーンが何度かありました。
そういったのも原因でキラが壊れる原因に拍車がかかったのかもしれません…
キラを立ち直らせて、アスランありがとう…ありがとう…

漢 アスラン

SEEDシリーズでも何かとネタにされていたアスラン・ザラ
元々戦闘面では、コーディネーター最高傑作のキラと互角に渡り合う強さでしたが、今作ではズゴックで最新鋭MS相手に足止めし、キラを救出

救出後、心が折れたキラに対しては調整パンチで無事治療成功。

終盤のフリーダムを使った囮役では、まさかのフリーダム搭乗で戦闘。
(初見時は囮ならフラガさんが乗ってるかと)
まさか公式で本来の搭乗者のはずだったアスランフリーダムが見れるとは…

その後は、ジャスティスに搭乗
敵の思考を読む能力に対して、カガリの裸妄想で対抗。やっぱりカガリ一筋で安心しました。
戦闘ではカガリの遠隔操作で思考を読むことを逆手に取った作戦で圧倒。

メイリンのハッキング技術優秀すぎ

Destiny時代からハッキングに長けてるのは分かってましたが、最新鋭の艦を乗っ取ったり、敵の施設のコントロール全て奪ったりと1人で状況覆しすぎ

ノイマンの操縦優秀すぎ

SEED時代からアークエンジェルの艦の操縦をし続けてる、不沈艦アークエジェルの立役者
今作でも撃墜されたアークエジェルを大破されないように不時着に成功させたり、マリュー艦長指揮のもと、ロックオンされてたレクイエムの砲撃を回避したり、今回も船員の生存に貢献。

ラクスNTR

開幕からチラついて脳が壊れかけましたが、ラクスの芯が強すぎて壊れずに済みました。
実は脳破壊されてたのは視聴者ではなくイングリットさんの方だった…

ヘタレシン

ルナマリアからの夜のお誘いを断る

これにはルナマリア本人からも「シンのヘタレ」と呟かれてます。

軍事力お化けオーブ

これまでの本編、外伝のストーリーや作品のいろんな場面で、その軍事力の高さが垣間見えてましたが、今作でもどこからともなくオーブ軍の最新鋭であろうMSや艦隊が登場。質も量も高い上、裏ではフリーダム、ジャスティス、ディスティニーガンダムをグレードアップして用意。
アカツキに関しては、コロニーレーザー級の破壊兵器であるレクイエムを正面から受けて反射して、五体満足で生還できる性能まで向上。

これはどの勢力も味方に引き入れるか、敵になる前に潰したくなるのにも頷けます。

ハロ、トリィ

ハロは睡眠ガスを、トリィとブルーはそれぞれの位置情報がわかるように改造。
結構凶悪ですね。

レクイエム再登場

ガンダム作品で、コロニーレーザー級の強力な破壊兵器の解体は秘密裏再建造と同義と思っているので、やっぱり出たなって感じでした。

強化人間の評価上昇

SEED時代、剣を手に入れて最強になったキラ、同等の力と実力を持ったアスラン
この最強コーディネーター2人を相手に3人で何度も生還し、手こずらせたら強化人間達に対して、コーディネーターより上の人類を名乗ってた彼らも、洗脳と思考読みの能力頼りの戦闘で、対策された瞬間あっという間に壊滅しました。
対して、彼らの尖った機体性能と戦闘力の高さがさらに際立つ結果となりました。

洗脳、思考読み対策

↑アスランの妄想

キラは戦闘力と圧倒的機体性能で、アスランはカガリの妄想と、遠隔操作による読まれることを逆手に取った作戦で対抗。
しかし、シンは思考読みに対して、種割れ無意識で戦闘するという離れ業をしてきました。やはり天才だったか…
シンの洗脳対抗については激アツ展開だったので後述します。

覚醒シン

敵がトランザムみたいな動きをしてきたのに対して、それ以上の質量を持った残像を生み出して対抗。
天才すぎんだろ…

イングリットさん

報われてほしかった( ;  ; )
作戦に加担してた時点でもうダメだけど、この作品の狂った世界で数少ない良心だと思う。ラクス救出の時連れ出していればとも思ったけど、そしたら最後のオルフェのシーンが無くなるし…
でも、最後無傷っぽかったからあえて最期を共にするのを選んだと考えると尚更悲しい

アグネス

作中ルナマリアからも言われてましたが、手当たり次第人の男に手を出すやばい女。
シンにもちょっかいをかけ、キラにもちょっかいをだすが、2人に相手にされなくなったら、美しい…とか言ってただけのシュラの元にあっさり転がり込む始末
ボコボコにされたキラにトドメを刺そうとしたり、ルナマリアに不意打ちしたりと裏切りまくりで、死亡フラグ立ちまくりだった彼女でしたが、まさかの生存し、最後にルナマリアから救出されてました。
彼女の言い分はありましたが、背景事情がわからない分、作中1番身勝手でやばいのになんか生き残ったやつという印象でした…

激アツ展開

イザーク、ディアッカ

イザークはSEED時代アスランに言ってた通りめっちゃ出世して、もしアスランがザフトに残ってたら部下に出来るくらいにはなってましたね。しかもあえて治してなかった顔の傷も治してました。
ディアッカも側近として再登場。
しかも成り行きで、再び2人がデュエル、バスターガンダムに乗って登場するのアツすぎ!

ラクスの出世判明

共に歩んでいたキラと別ベクトルで最高傑作の人類だったことが判明。過去にもその生まれ持った才能の片鱗を見せていたので納得。

コーディネーターの子供はできづらいらしいけど、もしキラとラクスの子供が出来たらそれこそ人類の最高傑作レベルの化け物が産まれそう…

ニコルとミラージュコロイド

終盤、敵陣への侵入作戦への要としてニコルが搭乗していたブリッツガンダムのミラージュコロイドを利用した潜入。アスランもニコルの技だ。って言及してて目元が熱くなりました。

不可能を可能にする男

全作品で不可能を可能にするフラガさんカッコよすぎる。

ステラ・ルーシェ

キラも翻弄された、認識に影響を与える、洗脳する能力
最終盤で種割れ無意識戦闘で思考読みを封じられ、洗脳で動きを封じようとした際、シンの内からステラが「シンは私が守る」と反撃。
この瞬間シンの優しさが報われ、心の中でステラは生き続けてる。
そう思うと涙が止まりませんでした😭

舞い降りる剣

ガンダムシリーズ全作品を通して最も好きな回
ガンダムSEED EP35 舞い降りる剣
フリーダムの初陣となった回、フリーダム参戦までの物語の積み重ね、そして挿入曲の「Meteor -ミーティア-」全ての演出が完璧すぎる神回

そして今作のタイトルにもなっているフリーダムの新装備換装により覚醒したフリーダムで同じ構図、同じ Meteor -ミーティア- が流れて、鳥肌と涙で感情が渋滞してました。

覚醒ラクス

続けて全作品通して二度目の種割れ覚醒ラクス。「ここは私が」と言って周囲を一掃。強すぎる。
ラクスの種割れはかっこよすぎてスパロボでもエターナルをずっと使うくらい好きでした

総評

SEED、Destinyの特にDestinyの補完要素が強い作品でした。
それぞれの人物が修羅場をくぐり成長し、そして、デュランダル議長が示した1つの答えを否定した先の世界で争いは止まず皆が苦悩。
未だに核や大型破壊兵器を躊躇なく連発するような世界から、1つの大きな陰謀の芽を潰してひと段落してもまだまだ戦いは続くだろうし、結末は納得です。

100点満点中200点オーバーの満点以上の作品でした。

ooガンダムみたいに、◯年後みたいな描写もありませんでしたし、もし続きが出るなら時代が進んで、キラとラクスの子供が登場する作品とか出そう…

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