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お菓子の包み紙のひと言が染みるって話

先日友人が沖縄に旅行をしたということで
お土産にパイナップル味のハイチューをいただきました。

包み紙にこんなひと言が。

ぼくを噛みながら泣いてもいいよ

なんて慈悲深いひと言。
こんなこと言われたら泣いちゃうよね。
緊張の糸がふっと緩んで
心の奥まで染みました。

弁当用冷凍パスタのカップ底にある占いが大吉だったとか
ブレンディスティックの袋の
「その調子、その調子」っていうメッセージとか


これっぽっちのことにこんなにも癒されるなんて
よほど疲れてるんだな〜と思う。


私は
こんなお菓子の包み紙みたいな文章を書きたいと思っています。

心の筋肉を緩めて
ほっとひと息つけるような
安心できるような
いわば砂漠にぽつんと沸くオアシスのような文章。

胸にストンと落ちてきて
じんわりと温かくなるような
そんな文章。


けれども
そんな文章を書くには
まず自分自身がオアシスのように潤っていなければ書けません。


心を潤して
整えて
研ぎ澄ませておく必要があります。


心にゆとりがなければ
なにも書けないのです。



また
それに加えて
良い文章を書こう!と思って
良い文章が書けるわけでもありません。

自分が良いと思ったものが
必ずしも人々から評価されるとは限りませんが

だからといって

気をてらった文章を書いたり
読者に迎合する文章を書いたりすることも

なんだかしっくりこないのです。


というわけで
これからもマイペースに書いてゆくことになりそうです。笑

自分の心と対話しながら。
ひとつひとつ。
丁寧に。



noteをきっかけに
文章を書くお仕事が出来たらなあ
なんて野望がないわけではありません。

プロになるなら
今のペースでは絶対に通用しないでしょう。
(きっと締切に追われる毎日ですよね。)


だけど今しばらくは
現在と変わらずゆっくりと書いていこうかと思っています。


疲れた時にふらっと訪れた人が
ほっとひと息ついて
なんとなく充電されて。

もう少し頑張ってみようかな
なんて優しく思えるような
そんなお菓子の包み紙みたいな文章を目指します☺️

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