この記事はなに？

モバイルアプリオタクの筆者がアプリをインストールしてから一通り触ってみた後の感想記事です。

Rettyとは

飲食店を探して、ネット予約できるアプリです。
他のアプリとの違いは実名での口コミを推している点です。
Facebook連携とアカウントが連携できるようになっており、誹謗中傷のコメントが起きないような設計になっています。
また、自分のおすすめのお店を限定数で選択できるようになっており、口コミをもとに飲食店を探すユーザー体験を強化しに行っている印象です。

課題&利用シーン

利用シーン

• 食べログの匿名口コミを信用していないのでRettyを利用する。

• Instagramなどで飲食系のインフルエンサーをしていて、他のアプリでもフォロワーを増やしたい。

アプリ内にあるハードル

• 実名であるが故に口コミを投稿するハードルは高い。

• LineやFacebookを連携すること（現状あまり連携するメリットがなさそうだと感じる）

期待値

• 信頼できる口コミがたくさん投稿されている。

• 予約がアプリ内で簡単にできる。

• 決済が簡単。

• 有名飲食インフルエンサーをフォローして効率よく良いお店を知りたい。

UIUX

１MyBESTがとても目立つようになっている

RettyのMybest機能は口コミの要にもなっています。そのためなのか、マイページではかなり強調されてました。
ここまで目立っていると、消極的なユーザーでもお店を選びたくなる気がします。

2　口コミの検索はランチ、ディナーのみでフィルタリングする

口コミを重視しているアプリなだけに、口コミ検索機能はリッチでも良さそうですが、実際はランチとディナーのみでフィルタリングだけでした。これは、おそらく、あえてそうてしているのだと思います。
口コミひとつひとつが写真もついており、リッチなのでタイムラインのようにじっくり情報を見てほしいという意図があると推察しました🤔
また、個人的には口コミ自体にいいね機能をつけないのもあえてではないかなと思いました。ユーザーが口コミを投稿する際にいいねの数を気にせずに投稿してほしいのだと思います。

3　行ったリストをつくることができる

マイリストに「行った」リストがありました。飲食店を新規開拓をするユーザーは多いと思います。
なので、ついついリストを増やしたくなります。これは、飲食店に限ったことではなく、旅行、ゴルフ等の新しい場所に行くこと自体がユーザーにとって良い体験になるものは似たような機能を検討できそうです👍
また、マップ画面で自分の近くにある飲食店を少しづつ埋めていくのもコレクター心をくすぐられて良さそうです。

開発技術

IOS、Android別々で開発されているみたいです。
TechBlogも頻繁に更新されており、プロダクト開発組織は比較的多そうだと感じました。

感想

口コミ画面にこだわりを感じました。ユーザーの投稿数やTopUserを表示して、口コミで飲食店を選ぶユーザー体験を向上させています。

また、ユーザー側のエンゲージメントがとても高い印象でした。この点は、予約系アプリでは強みになると思います。通常、予約系アプリは併用ユーザーがとても多いです。おそらく飲食業界であれば、ホットペッパー、食べログ等を複数使用しているユーザーがボリュームゾーンだと推察しています。
対して、Rettyで自分の口コミやフォロワーを持っている方は、自然とRettyだけで予約するようになり強みになると思いました👍