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ユーラシア大陸横断をメタ認知で振り返る

(写真は、バルセロナで撮ったサグラダファミリアです)


面接の時に、ユーラシア大陸横断のエピソードを話すことになる可能性が高い。エントリシートに、そのことについて触れてるから。

ユーラシア大陸横断は大学2年の時に行ったので、記憶が薄れかけている。当時はあんなに鮮明な出来事だったのに、その記憶を忘れかけているのが恐ろしい。

そこで今回、面接対策も兼ねて、その時の出来事を振り返って整理しておこうと思う。口下手な自分は、一度ちゃんと文章化しておかないと、面接で爆死するだろう。

前にも紹介したメタ認知を使って、振り返ろうと思う。



メタ認知とは、自分の思考を一段上から俯瞰できる能力のこと。考えている自分を一歩引いて眺めている、もう1人の自分みたいなもの。

このメタ認知は、自分で自分に質問をぶつけていくことで、鍛えられる。自分の思考に対して、「なぜ、そう考えたのか?」「〜とは何か?」「〇〇と△△の違いは、なんだろうか?」と自問自答する。

こういう自問自答をする習慣が身につくと、客観的な判断ができるようになる。

運の方程式」という本を読んで知ったんだけど、トップパフォーマーの営業マンの方は、自問自答する回数が多いらしい。自問自答することで、メタ認知が磨かれるから。

メタ認知の紹介はこのあたりにして、実際に自分に質問をぶつけていこうと思う。自分が面接官と就活生の一人二役になって、進めていく。




面=面接官
就=就活生



面「ではユーラシア大陸横断のことについて、聞いていきたいと思います。」

就「はい。」



面「なぜ、ユーラシア大陸横断をしようと思ったのですか?」

就「根底にあるのは、生きているうちにいろんな体験をしたいという思いです。外国の多様な文化に触れたり、世界遺産や異国の街並みを死ぬまでには一度訪れてみたいと、昔から思っていました。」

就「そう思っていたある日、高校の友達からユーラシア大陸横断に一緒にいこうと誘われました。こんなチャンスはもう二度とないと思い、一緒に行くことを決意しました。」



面「そうなんですね。面白い友達がいましたね。ユーラシア大陸横断は、いつ頃から行かれてたんですか?」

就「大学2年の夏休みの時に、行きました。約3週間かけて、横断しました。初めは、1ヶ月間ぐらいユーラシア大陸にいる予定だったのですが、横断が始まって10日目ぐらいで、あまりにキツすぎて予定を早めることにしました。」



面「どういったことが、大変だったのでしょうか?」

就「食事や宿泊費にお金をかけられなかったのが、しんどかったですね。飛行機のチケットや電車代など合わせた全予算が、30万円以内でした。旅の期間に対して、かなりの低予算だったので、衣食住に全然お金を使えませんでした。」

就「なので、1日に食べられる食事が小さいパン3個になったり、駅で野宿することもよくありました。この旅で、日常生活のありがたみがよくわかりました。」



面「野宿したこともあるんですね。途中で横断を諦める選択肢もあったと思うんですが、それでも諦めなかったのはなぜなんですか?」

就「辛いことを乗り越えた先に、大きな喜びや達成感があると知っていたからです。この考え方は、高校時代のワンダーフォーゲル部(山岳部みたいな部活)での厳しい山行で身についたものであり、研究生活を続けていく中でより強固になっています。」

就「また、しんどい経験も、いつかは笑い話になると前向きに考えることで、諦めるという選択肢は、なくなっていました。横断に行こうと思ったきっかけになった、海外の文化にふれたり、世界遺産をこの目で見たいという思いが最後までずっと強くあったことも、大きいです。」



面「そうなんですね。ですが先ほど横断が始まって10日目あたりに、旅がキツすぎて旅程を早めたとおっしゃっていましたが、そこでは忍耐力が発揮されなかったのはなぜですか?」

就「当初の予定通り1ヶ月間もユーラシア大陸にいるのは、2人ともさすがにしんどすぎて、友達と大喧嘩してしまいそうだったからです。」

就「ずっと一緒にいると、お互いの性格の違いから、徐々にストレスが溜まっていました。それが1ヶ月も続くと喧嘩につながり、それは危険だし後味が悪いと思ったので、1週間早めに終わることにしました。」

就「最悪の状況に陥るまで忍耐するのもよくないと思っており、どこまで我慢するべきかを知っておくのも大事だと思います。



面「ではその我慢するべきかどうかの境界線は、どうすれば分かるのでしょうか?」

就「我慢し続けた結果起こる場合の最悪の状況を想像して、判断します。例として挙げると、我慢し続けた結果、ストレスがかかりすぎて心がポキっと折れてしまうようなことは、避けるべきです。」

就「また、自分がどれぐらい耐久力があるかを調べるために、私はあえて苦しいことにも手を出していました。このユーラシア大陸横断もそうですが、無人島生活を友達としに行った時も、その目的があります。人によって、我慢できる限度に違いがあると思うので、自分なりにその限度を探っておくことが大事だと思います。」



面「忍耐力が短所になる場合もあると思うのですが、それについてはどう考えていますか?」

就「確かに、短所もあると思います。長所と短所は、表裏一体だと思います。考えられる短所は、忍耐力のせいで一つのやり方に固執してしまうことです。もっと良い方法があるのに、一つの手法にこだわってしまう恐れがあります。」

就「ですが、私はそれを解消するために、忍耐力に試行錯誤することをプラスして
取り組むことを意識しています
。」

就「トライアンドエラーを繰り返す忍耐力を持って、より良い方法を常に探し続けることを意識しています。」




これ、いくらでも質問し続けられるぞ。終わらん!

長いので、このあたりにしておきます。

途中で脱線した感があるけど、まっいいっか。面接までに、こんな感じで頭の中で模擬面接しておこう。

あ、あと言い忘れていましたが、自問自答した時にしっかりした答えが思い浮かばなくても、いいらしいです。

自問自答すること自体に効果があるので、日頃から自分に質問をぶつけてメタ認知を鍛えましょう!



あとがき
こんな記事出して、ダレトク感がありますね。だけど、メタ認知のことが伝わったのであれば、役に立つ記事になれたかなと思います。僕は話すのが下手くそなので、来週の面接までに、今回の記事みたいに自問自答して書き起こしておこうと思います。もっと旅の具体的なことを書こうと思ったのに、脱線しすぎちゃった。まっでも、面接の質問ではどこが深堀りされるか分かりませんからね。いろんなパターンを、想定しておこう。

そういえば、ユーラシア大陸横断の時の写真をマガジンにしてたな。貼っておこう。

全部の写真は追加してないので、そのうちマガジンに追加しておこう。


最後に。

来週の面接こえー。いくら準備しても、緊張で話せない場合もあるので。

なるようになると思って、臨もう。

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