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悩みを解決したいときは、他人の視点で

読書でバイアスを取り除く方法を勉強していて知ったのが、他人の視点で悩みを見た方が解決しやすいということです。

バイアスとは、思考の偏りのことです。簡単に言えば、間違った思い込みのことですね。

人間は自分の悩み事だと一歩引いて見れず、冷静な判断を下せないのだそうです。でも、他人の悩みについては客観的に見ることができて、賢い判断ができるそうです。



これは確かに心当たりあるなぁ。人の悩みを聞いたときに、「そんなに深刻になる問題ではないじゃん」って、思うことがよくあります。

こう思うのは客観的に問題を見れているからで、いろんな解決策が思い浮かんでいるからです。

でも、自分の悩みは余裕を持って見ることができず、合理的な判断を下せていないことが多いです。

だから友達とかに、「なんで、そんなことしたん笑」ってよく言われます。周りから見れば、自分は滑稽な判断をしていたんでしょうね。



自分の悩みが親友に起きたことを想像するのは、そんな誤った判断を減らすのに役に立つテクニックです。これは、実験でも確かめられているそうです。

自分の悩みを文字にしてみるのも、第三者視点で問題を見るためには、効果的かもしれませんね。

書いた悩みが自分のではなく、親友に起きていると想像すれば、賢い判断ができると思います。

主語を僕や私ではなく彼に変えれば、より効果は出る気がします。



試しに自分の悩みでやってみますと、

彼は現在、就活もあるのに、ゼミを2つこなさないといけなくて、悩んでいる。
どちらにも上手く時間を割く必要があり、本当にそんな器用にタイムマネジメントできるか、彼は不安でいっぱいな状態だ。

みたいな感じですね。こうやって第三者視点で見てみると、普段とは違った解決策が思い浮かびます。

「大学の推薦枠を使ってみるのはどうか」とか「担当教員に言って、ゼミの進行ペースを少し遅くできないか」といった、現実的に解決しやすいアドバイスを自分におくることができます。

仮にすぐに解決策が出なくても、一歩引いて冷静に悩みを見るだけで、間違った判断は減らせるはずです。





自分の悩みを他人視点で捉えるには訓練がいると思いますが、合理的な判断を下せるようになれば、かなりトラブルを減らせます。

冷静な判断を下せるようになりたい方は、ぜひ試してはいかが。




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